【銀魂】想はば、想ふほど【沖田総悟】

＃45　女に興味なしのドＳ野郎 ページ45

Gintoki-side-
￣￣￣￣￣￣



土方に渋々ながら頼みの電話をして


それからしばらく。




答えが返ってきた。






沖田には好きな奴は居ない。






『つーかお前、なんでんなこと聞いて来んだよ』


「え"っ･･･あ、いやアレ
　あのアレじゃん、アレだからだよ」


『わけわかんねーよ』





突如聞かれた質問に、嘘さえも出てこず

適当に誤魔化したところで、話題を戻した。






「つーかほんと？マジで居ねぇ？
　嘘ついてなかった？」



『俺の見る限りでは嘘ついてるようには見えなかった
　まぁアイツもともと感情表に出さねぇタイプだからな。
　嘘ついてるかもしんねーけど』



「突き止めろよマヨ！」



『てめぇ人に頼んで置いてそりゃねーだろ腐れ天パ！』







･･･と、喧嘩が勃発して数十分。


電話を切った。







･･･まぁいねーってことは
Aを好きになる可能性があるってことだ。







「ここで"好き"っつってくれたら楽だったのによォ･･･」







どんだけ女に興味ねーんだ野郎は･･･。



盛大にため息を付いて、頭をボリボリと掻いた。








そして、Aたちのこの事を知らせようと

奥の部屋に足を運ぶのであった。

＃46　私の中の理想→←＃44　腐れ天パの一言は

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す