【銀魂】想はば、想ふほど【沖田総悟】

＃25　いろいろ考えて･･･ ページ25

どっかのアルアルチャイナ娘の所為で花吐き病に感染して数日。


万事屋のインターホンが鳴った。




開けてみれば、そこにはたまちゃんの姿。

なんだ家賃請求か、やめてお願いだからお金ないの。





「A様、山崎さんに話したいことがあって･･･
　すいませんが付いて来ていただけますか？」



「あ。もちろん」




＿＿＿＿＿
＿＿＿





Yamazaki-side-
￣￣￣￣￣￣



病気にかかってから、あまり外に出なくなった俺は
今日も部屋で事務をこなしていた。






「山崎さん、たまです」





すると突然まさかの人物。


いやいやいや、予告あってもいいじゃん！

予告合っても驚くだろうけど！





「えっあ、たたた、たまさん!?
　どどどどどど、どうぞ」





パニック状態になりながらも言うと
障子が開いてたまさんが中へと入ってきた。






「少し、お話がしたくて」


「あっあぁ！構いませんよ！
　汚い部屋ですがどうぞごゆっく――ッ」





言葉をつまらせて、咳き込む。


ダメだ、たまさんの前だと苦しくなる･･･。






「も、申し訳ありません私のせいで･･･」


「あっいえいえ！嬉しいです、来てもらえて！」







花を零しながらもありったけの笑顔を向けると、少しホッとした表情。


俺はたまさんに向きあうように座った。




いつでも花を吐いても大丈夫なよう、袋を持って。









「私、あれからA様に相談に乗ってもらったりして
　いろいろ考えたんです」

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