【銀魂】想はば、想ふほど【沖田総悟】

＃24　理想 ページ24

「そういえばそうアルな
　居なかったらなんにも無いネ」







いや感染させた張本人が何いってんだ。







「どうだA、好きなやつ居るか」


「･･･あ、居ない」







ってことは感染しても大丈夫なんだ!!







「よっしゃァ！私ツイてる――！」







そう言ってガッツポーズをすると
新八の悲しい一言。








「いやでも、その病気は好きな人と両思いにならない限り完治しないんでしょ？
　ってことはAちゃん、"恋"できないよ」






････あ。









「そ、そんな･･･この私が恋できないなんて」



「結婚もできねーな」



「晴れやかな未来が消え去ったネ」








いやだから張本人お黙り。


そうさせたのは誰だよ本当マジで！








「そ、そんなのやだ!!
　私カッコ良くて収入よくて優しくて
　身長170以上の男性と結婚するつもりだったのに！」



「結構理想高いのな。」





うるせー。


女の理想は皆そんなもんだよ。








「･･･じゃあAさんどうするの？
　無理やり好きな人作る？」







山崎の言葉に私は、ちっちっち、と言った。







「ザッキー落ち着け
　好きな人なんてそう簡単に作れないんだよ」
　それに、私を落とせる男なんてそう居ないよ」



「それ以前に落とそうとする男すら居ねーかもな」



「殴るよ銀さん」







胸ぐらを掴んで言うと、すいませんでした、の言葉。


へっいい気味だ。







「･･･とりあえず、今のところ花吐くことはねーんだし
　帰ろうぜ」



「え、私山崎の相談乗ってたんだけど」



「んなもんまた今度でいいだろ
　帰んぞ」








皆部屋から出て行くので
仕方なく私も立ち上がった。








「またくるよー」



＿＿＿＿＿

お話抜けていました!!

すいませんでした！m(_ _)m

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