【銀魂】想はば、想ふほど【沖田総悟】

＃18　信用なしのようです。 ページ18

「あーAどこいってたんだてめー」


「まさか一人で焼肉とか言ってたんじゃないだろーナー」


「そんなことあるわけないでしょ、二人共
　もしあったとしたら殴りますけど」






帰れば第一声がまさかのこれ。


一人くらいおかえり、っていってくれてもいいじゃないか。








「怖いよ皆。」



「んで、どこ行ってたんだ？
　結構遅かっただろ」








･･･あ、でも心配してくれてるみたい。


えへへー、私ってば愛されてるぅー。








「ごめんね、Aちゃん
　素直に気持ち悪いよ今の」






ぱっつぁん酷ェ。






「たまちゃんとお出かけしてた」



「なんか食ったアルか」



「高級ステーキ」








私が言うと、3人同時に
すぐに私を殴ることが出来ます態勢を取る。


嘘だろ3体1って。








「嘘、なんも食べてない」


「ほんとか？」


「ほんと」


「ほんとアルか？」


「ほんと」


「ほん――」


「しつけぇええええよッ!!」








思わず叫んでしまった。


おっと、近所の皆さんすいませんね。








「食べてないって行ってんじゃん！
　どこまで信用されてないの私?!」


「どこまでも果てしなく」









銀さんの真顔の一言。



殴っていい？超殴りたいんだけど。









「もう、ほんとだってば
　そもそも無断でステーキなんか食べるわけ無いじゃん
　写真送るよステーキの。」


「嫌がらせじゃねぇかオイ」








まぁとにかく、と銀さんの言葉をスルーして
私は言った。









「明日も出かけるつもりだから。
　よろしく頼むよ！」



「ステーキ食うなら呼べヨ」



「呼ばない」

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