「私なんか…」はNGワードです《2》【stxxx】

黄くんは…… 55 ページ9

りおside



あれから電車に乗ったりして少し経つと遊園地に着きました！！


『久しぶり〜！！』


いつぶりだろうか。
ディ○ニーランドはすとぷりメンバーと行ったけれど、こういう、普通の遊園地は久しぶり。


る「着きましたね〜！あっ！」


るぅちゃんが声を上げる


どうしたのかな？


『どうかしたの？』


る「あっ！いえいえ！なんでもありません！」


『……？』


さっきからるぅちゃんはある一点を見つめている
視線を辿ると……


『着ぐるみ……？』


そこに居たのは可愛い、黄色のネズミ
(決してピ○チュウではございません。てか、あれってネズミなの？)


あれを見てたのか！


そして、その着ぐるみと写真が撮れるらしい


『るぅちゃん！あっちいこ！』


私はるぅちゃんの手を取ってそっちへ向かった


る「どこいくんですか？」


『ここ！』


る「へ？///」


『写真撮ろ？』


る「いいんですか……？///」


『もちろん！』


可愛いなぁ。
とても同い年には見えない


スタッフ「お姉さんとお兄さんも撮りますか？」


スタッフさんらしき人が話しかけてくる


『はい！あの！写真撮って貰えますか？』


スタッフ「いいですよ！」


私はスタッフさんにスマホを手渡し、黄色のネズミの隣に並ぶ


恥ずかしそうに並ぶるぅちゃんを見ると可愛くて仕方がなかった


スタッフ「それでは撮りますよ！はいチーズ！」


スタッフさんの掛け声とともに私はめいいっぱい笑った

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