「私なんか…」はNGワードです《2》【stxxx】

赤と橙は 64 ページ22

りおside



店員「いちごミルクと、ストロベリーティーをお買い上げの方〜」


少し経つと店員さんに呼ばれた


莉「俺取ってくるからまってて！」


『ありがとう！』


タピオカを取りに行ってくれている莉犬くんの背中を見ていると、


ﾄﾝﾄﾝｯ


肩を叩かれた


『はい？』


振り向くとそこには


『ジェルくん！』


ジェルくんがニコニコして立っていた


ジ「りお、1人で買い物にきたん？」


『ううん！違うよ！莉犬くんと！』


ジ「莉犬となんか、俺もついて行っていい？」


『いいと思う！今、莉犬くんがタピオカ取りに行ってくれてて、』


ジ「タピオカ？俺も飲もっかな〜」


『あっ！じゃあ私と半分こする？』


ジ「いいん！？」


こうすれば、莉犬くんにタピオカのお金を払うことが出来る。
私だってそんな簡単に引く女じゃない！


莉「りおー！タピオカとってきたよー！って、なんでいんの？ジェル。」


ジ「いちゃ悪いん！？」


莉「悪い」


莉犬くんwww


『まぁまあ』


モブ「ねぇねぇあれって莉犬くんじゃない？((ﾎﾞｿｯ」


モブ「隣ジェルくんじゃない？((ﾎﾞｿｯ」


モブ「ってことは、あれ、りお？(((ﾎﾞｿ」


そんな声が聞こえた気がした


私は2人の手を取って走った


莉「へ！？ちょ、りお！？」


ジ「なんや！急に走って！！」


『ごめん！リスナーさんが居たからさ、』


ある程度さっきの子達から離れて、屋上に向かうことにした


莉「リスナーさんいたのか」


ジ「誰リスだったん？」


『それはよく分からなかったけど、私とさとみくんのリスナーではなさそう。』


私のことを呼びすてで呼んでいたから多分そうだ


莉「あっ、はい！りお！タピオカ」


屋上に着くと莉犬くんがタピオカをくれた


そうそう。お金


『莉犬くん！私お金払うからさ！』


莉「なんで？？いいよって言ったじゃん！」


『ジェルくんも飲みたいみたいだから半分こするから！』


莉「え。ジェルと飲むの？」


『うん！』


ジ「飲むで！」


そうすると莉犬くんが不機嫌そうに言った


莉「ダメ！俺のいちごミルクあげるから、りお！一緒に飲も？」


『え？いいの？莉犬くん』


莉「うん！」


ジ「俺、ストロベリーティーの方が飲みたいんやけど」


莉「うるせぇ黙っとけ」(作/すみません)


というわけで莉犬くんと半分こになりました

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