六話 ページ7
息切れしながら生徒会室の扉をノックすると、扉が開き、衣更くんが手招きした。
失礼しまーすといって入ると、きらりがいた。
(……うげ。)
英智「やあ。よくきたね。僕は生徒会長の天祥院英智だよ。ここに座ってくれるかな。」
そう言って天祥院先輩が指しているのは、きらりの座っているソファの向かい側。きらりと顔を会わせるのに嫌なので、抵抗をしてみる。
「私立ってるままで良いんですけど……」
英智「座らないの？」
「い、いやーちょっと立っていたい気分でして……」
思いだしたらなんでこんなバレバレの嘘をついたんだって言うくらい分かりやすい嘘をつく。
英智「座るよね？(圧)」
「す、座らせて頂きます。」
笑顔なのに目が笑ってなくて、無言ですごい圧をかけてきた。
英智「今日君を呼んだのはね、プロデュースの話でだよ。あと、敬人からの説教かな。」
「さ、左様ですか……って、説教！？」
なにかしたっけな……
英智「そうだよ。じゃあ雪村さんを待たせてるから先にプロデュースの話をしようか。瀬戸さんはまだプロデュースのやり方分からないよね？」
「はい。」
英智「だから1週間雪村さんと瀬戸さんは一緒にプロデュースしてやり方を覚えてね。それで、1週間終わったら君一人でアイドルをプロデュースしてね。」
「分かりましたー。」
きらり「分かりましたぁ♡」
うわ……。返事気持ち悪。♡って！
英智「あと2カ月間後に七夕祭があるから、その企画も二人でよろしくね。」
きらり「はぁ〜い♪きらり、頑張りますぅ。」
もう気持ち悪すぎて吐きそう。
英智「じゃあもう雪村さんは行っていいよ。瀬戸さんは残ってね。」
「……げ。説教じゃん。」
静かに帰ろうとすると、敬人と呼ばれていた人に首根っこを捕まれた。私猫じゃないし！
「ぐるじっっ……首！首締まってる！」
英智「ふふっ。瀬戸さんは面白い子だね。敬人の説教はすごく長いから頑張れ♪」
先輩絶対面白がってるじゃん。殴りたい。他人事だと思って……(実際他人事)
敬人「おい英智。長いとはどういうことだ……まぁいい。おい瀬戸。貴様はさっき息切れしてきたな。なぜだ？」
「走ってきたかｒ敬人「度し難ぁい！」ファッ！？」
敬人「廊下は走るな！次やったら…………」
「クソ長い……」
すごい足しびれてる……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 269人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛(プロフ) - レオぴが尊いさん» ありがとうございます！返信遅れてすみません！アンケート作ったので、そちらもよろしくお願いします！ (2020年1月27日 21時) (
レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - kimaさん» すみません！間違えてたの何話か教えてもらえますか？ (2020年1月8日 15時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
kima(プロフ) - 零さんの一人称は我輩です (2020年1月8日 2時) (レス) id: 63736b3e41 (このIDを非表示/違反報告)
レオぴが尊い - きらりは退学にして、落ちは凛月です これからも頑張ってください (2020年1月7日 10時) (レス) id: 5067e0396d (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - 夜さん» ありがとうございます！参考にさせていただきます！ (2020年1月5日 16時) (レス) id: 808eddc905 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凛 | 作成日時：2019年7月20日 21時
