学園の王子に目付けられた！！4【stpr】

185話● ページ39

ころん「てかAは！？」


あーおれのばかっ!!なんでAを置いてきちゃったの！？



愛華「Aちゃんならさっき、具合悪いから帰るって言ってたよ」

いつの間にか追いかけてきた愛華がそこにいた。
けど、そんな場合じゃない

莉犬「愛華は帰って。はやく…！るぅとくんを連れていかないと！！」

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ななもりside



さとみ「おかしい…Aが家にいないぞ」

ジェル「まだ帰ってきておらへんの？」

ころん「こんな時にあいつは何してんだよ…」



急いでAの家の前に来たけど、家に誰もいない
困った。

いやしかし、るぅとくんと愛華の間に何があったのだろう。すごく暗い雰囲気で、るぅとくんに関しては嫌いだなんて…


莉犬「…あ、A!!」


莉犬くんがAに気づき、そっと莉犬くんが向いた方にみんな目を向く

しかし、Aは何故かずぶ濡れになって暗い顔をして帰ってきてた



ななもり「Aどうしたの!?」

『…いや、大丈夫です』



さっきより暗い顔している



莉犬「愛華に何もされてない…!?」

『大丈夫…るぅとくんどうしたの…？』

ころん「熱だして倒れちゃって…」

『ぁあ…じゃあどうぞ』



そのままドアを開けて入らせてくれたけど
ほんとに何もなかったのかな…？

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『よしっ、あとちょっとだけ寝かせておけば大丈夫でしょ…』


なんとかベットまで寝付かせることは出来た


『じゃあご飯作りますn…』
莉犬「まって！Aおかしいよ！なんで濡れて帰ってきてるの！？」

『…道端で子供にぶつかって…その時ペットボトルの蓋が空いてたから』



絶対嘘だ
Aはよく表情にだす。苦笑いしてるけど、誤魔化せてないし、顔が青くなっていってる

『とりあえず、今はるぅとくんの方が先でしょ。私ご飯作るからみんなは適当に…』

莉犬「ちょっとA!!」




ﾊﾞﾀﾝ



ころん「…なんか、愛華が帰ってきてから嫌な空気だね」

ジェル「愛華がなにかしたん？」

さとみ「まさか…あの愛華だぞ？」



ななもり「分からないよ。女って誰にでも裏表あるからね。さとみくん辺りはよーく分かっているでしょ」



女ってよく分からない生き物だ

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