学園の王子に目付けられた！！2【stpr】

62話〇 ページ14

貴方side


『おー、集まってる集まってる』


私が大広間的なところに行くと、もうほとんどの部員が集まっていた

ななもり「あ、A来た！こっちこっち！」

ななもり先輩が中央の方で手招きしてる


『はーい...って、ころん先輩？』


ななもり先輩のところに行こうとすると、いつの間にか後ろにいたころん先輩が裾を引っ張ってくる


『あのー...離してください』

ころん「......」

『ころんせんぱーい...？』


何言っても、俯いて何も言わないころん先輩


しゃあねえ

『私だんまりな人嫌いなんですよね』
ころん「あああああああああ！！！！」



よし←


ころん「あ、えっと...」


ころん「その...ぼ、僕も...」

『僕も？』



ころん「...ぼ、僕も、一緒にAと寝たいっ...！」


そういって、顔を真っ赤にして俯く先輩


羞恥心からか、ぷるぷる震えてる


瞬間、私の母性本能のいうものが覚醒した


『こっ、ころん先輩..！！！』


『可愛いいいいいい！！！！』

ころん「へ？」


『一緒に寝たいんですか！！いいですよ寝ましょう！！！さ、こっちです！！』

ころん「え？あ、うん！」


裾を握っていた手をとり、ななもり先輩のところへ向かう

ななもり「ころちゃん、やる〜www」

ころん「...///」

『はいころん先輩、こっちどーぞ』

そういって、私の左どなりの布団を叩く

ころん「っうん！」

ななもり「じゃー俺右〜」

『あ、私真ん中なんすね』


そういって、布団に潜り込む

部長「じゃーお前ら、電気消すぞー！」

「「はーい」」


『ころん先輩ななもり先輩おやすみなさい...』

ななもり「おやすみ...」

ころん「ん...」

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