恋。おまけ

可愛い。 ページ8

玉森SIDE







布団にもぐっている

Aをさする。









出てくるのを待って

横に放り投げてあった

携帯をいじった。









新しい靴欲しいなぁ

とか思いながら

A、待ってみるけど

寝息しか聞こえない。









え？




もしかして寝た？









まぁ、急に言う俺も悪いかもしれないけど

今しかチャンスないし。。。









だって、

丸一日休みなんて

普通じゃ有り得ないよ。









今日親に会いに行けって

言ってるようなもんでしょ。









ガバッ！









いきなりAが

起きて正座した。









「っっ！？」









A「よし、行きましょう！







いつまでもグズグズ緊張してたら

行けないよね。





顔洗ってくる！






ご飯作っとくから

裕太も早くお風呂入ってきて！」









急に気合入ってるし(笑)






大きく伸びをして

カーテンを勢い良く開けた。









「うわ。

まぶっし。」









A「裕太は

朝に弱いから

これから私が慣れさせないと〜




アイドルは寝起きも可愛くなきゃね！





…まぁいつも可愛いんだけど。」









ぼそっと最後に言った一言。

髪を結んだ後ろ姿。

キュンとして

顔が赤くなりそうだ。









いや、可愛いのは

君なんだけどね(笑)









付き合ってから長いけど

今だに

胸の高鳴りはおさまらない。









A「早くー」









リビングに向かってったAが

大きな声を出して呼んだ。









「はいはい(笑)」









俺もお風呂まだだったし入るか。

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