【リボーン】Un viaggio per trovarmi (ページ8)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:1,091 hit

収束ページ8

チャイムキーンコーンカーンコー、、
チャイムの音にハッとする。
今何時！？時計を見ると時刻は9時ちょうど。一限目の始まる時間である。
Aやった、、やってしまった、、、。

転校初日から遅刻である。集合時間の15分前には学校についていたのに。
余裕のスタートのはずだったのに。まだ、職員室の場所も分からない、、、、、。

呆然と立ち尽くしていると、リボーンが見慣れたにやり顔で言った。
リボーン職員室まで案内してやれ、雲雀。
A!
少年はなぜ自分が、という顔でリボーンを見る。
私も同じ気持ちだ。なぜこの少年に頼むの。というかそもそも何で職員室が分からないって、、

リボーン転校生を足止めしたのはお前だろ。
それに、死ぬ気弾の効果が終わってなかったら怪我どころじゃすまなかったかもな。
雲雀、、僕が、負けたって言いたいの
少年、もとい雲雀がじろりとリボーンをにらみつける。無言の会話？しばし見つめ合う二人。
折れたのは雲雀の方だった。

雲雀はぁ、分かったよ。
そのかわり今度咬み殺させてよ、赤ん坊。
リボーンはまたニヤッと笑うと、窓の外へ消えていった。