【リボーン】Un viaggio per trovarmi (ページ11)

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ランチタイムページ11

授業中だけど、こっそり話しかける。
A沢田君?どうかした?
小声で話しかけると沢田は口を開くか一瞬迷ったのち、質問を投げかけた。
沢田ツナあの、違ったら申し訳ないんだけど、キャバッローネって、もしかして、、その
何というべきか言葉を選んでいる様子の沢田。
Aうん。私、キャバッローネファミリーの者です。ていうかディーノの妹なんだ。
言い淀む彼に代わって素性を明かすと、沢田はあまりの驚きに思わず大声をあげた。
沢田ツナえーっ!!!
間髪入れずにチョークが飛んできて沢田の額に命中する。
教師授業中だぞ、沢田!

教室からクスクスと笑い声が上がる。スモーキン・ボムはさらに私をにらみつけた。
今のは別に私悪くないよ～。

あっという間に時間は過ぎて昼休み。
転校初日というのはありがたいもので向こうから勝手に集まってきてくれる。
さあ友達ゲットのチャンスよ！頑張れ私！

笹川京子と黒川花、この二人と一緒に昼を取ることになった。誘ってくれてありがとう！！
二人とご飯を食べようとしたら、なぜか沢田、獄寺、山本も一緒に食べることに。
黒川花何であんた達まで一緒にお昼食べてんのよ。山本武まぁいいじゃねぇか。大勢の方が楽しいし!笹川京子Aちゃんのお弁当かわいいね。Aあ、ありがとう。京子ちゃんのも!山本武ツナ、その卵うまそうだな!沢田ツナあ、食べる?

わいわい楽しい昼食の時間―――なんだけど、その、たった一人を除いては。
獄寺隼人、、、。
終始私の動向を探っているような、にらみつけているというか、、食べづらい。