【Dust tale】今日もまた、繰り返す

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それから一週間、お兄ちゃんは付きっきりで看病してくれた。


…最近一緒じゃなかったからちょっと嬉しかった。


«一週間後»


「…それじゃ、行ってくる。今度はいい子でいてくれよ？A。」


サンズはそう言った後、私を少し撫でてから家を出ていった。


また、みんなを殺しに行くのだろうか。


……探さないと。情報を手に入れないと。


今度はサンズの部屋を調べよう。あそこなら絶対に情報が詰まっているはず！


あっ…でもいつも鍵閉まってるんだっけ。


そう思い、少しだけドアノブを捻る。
…開いてる。


ｶﾞﾁｬ……ﾊﾞﾀﾝ


相変わらず汚い部屋。ゴミや靴下が大量にあって…。それは前来た時より増えていた。


前はパピルスが掃除してたもん…まだ帰ってこないのかな、パピルス。


違う。知ってる。パピルスはきっともう、いない。


しゃがんで靴下を見ると、鏡がその中に紛れ込んでいた。


なんとなく鏡をのぞきこむ。
そこにうつっていたのは私と




『ｯ…！？』






パピルスだった。

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