Σ可愛さ要注意！？俺の…可愛い愛猫【剣城京介】 (ページ2)

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愛猫 02 ページ2

*

キラキラとした、眩しい光りが

ブラインドの隙間から…薄っすらと漏れ出す

俺は、白いシーツに体を沈め
深い眠りに、落ちいっていた

__ 筈、だった

「う～ん…」

先程から、ふわふわとしたモノが
俺の顔を軽くかすめ

くすぐったい

無意識のうちに、何度か手で払い除け
俺はやっと、目を覚ました

薄っすらと、目を開け
俺は…目の前のふわふわしたモノを鷲掴みした

「……ん？」

「…何だ…コレ？」

ぼ～っとした、俺の目線にパタパタと器用に動かす
ふわふわした尻尾があった

・

・

・

「…しっぽ…？」

寝ぼけまなこで、その尻尾の先を
ゆっくりと、目で辿っていくと__

淡い白い透き通る、柔らかな肌が
俺の目の前に…現れた

柔らかいウェーブがかった、艶のある黒髪
ふっくらした桜色した唇に…長いまつ毛

そして……

------- そして・・・///白い・・・胸が・・

「…えっ？」

__ 次の瞬間、バチッと目が覚めた！

「！？//」

俺は・・・急に赤くなり・・青褪め

白いシーツから、ガバッと体を起こし
慌てて、ベッドから飛び降りた

俺は、思わず後ずさりして
白い壁に、ピッタリと背中をくっつけた

「・・・///な、なっなっ！」((ゴクッン！
「△×$★▲￥」←言葉にならない。

//なっ、何だぁああああー！？((汗！

コレはぁぁああああー！？？？

↑__ と、言っている。

スゥ…スゥ…と、寝息を立てながら
ふわんふわんと、尻尾を動かし

ピンと立った耳は、下にさげて
ピクピクと、微かに…耳を反応させる

俺は、目を丸くして
その様子を、食い入る様に見ていた

「Σハッ！、こ、子猫！？」

ガバッ！
「何処だ！？何処に、居るんだ！？」

俺は突然、思い出したかの様に
ベッドの羽毛布団をめくり探し始めたが・・・

「居ない… 」

「__おい、嘘だろ」((汗

確か…俺は昨夜、
黒い子猫を、拾ってきた筈だが__

その子猫の姿は、何処にも…居なかった

俺は、考えたくなかったが

・・・嫌な予感がした

胎児ポーズをしながら
ベッドに気持ち良く・・・寝ている

この女の子が ------ 子猫なのか！？

「う～ん」

突然、ベッドに寝ていた女の子が…起き始めた
白い長い腕を、空中に伸ばし動き出した

『…ふみゃ～っっ』

その可愛い声は、紛れもなく
あの子猫の…声だった

眠い目を、小さな手で擦り

目の前に居る俺を…不思議そうに見つめていた

『…ふにゃっ？』