31話 ページ33
『いえ、なんでもありません。……ただ、無事で良かったです。』
kn「俺が負けるわけないやろ？」
そういうと私に近づいて来て、
背中をバンバンッと叩くコネシマ様
また会えたことに嬉しさを感じ、
コネシマ様に向かって微笑んだ時
彼の後方に、彼に標準をあて
ライフルを構える敵がいる事に気づいた
『コネシマ様ッ！伏せてッ！』
考えるよりも先に、体が動いた
目の前で、また誰かを失う
それが、何よりも怖かった
素早く、コネシマ様と敵の間に割って入る
次の瞬間
『……ッ？！あぁ”！ガハッ……。』
腹部に激痛が走り、私は仰向けに倒れた
体から、ドクドクと血が流れだす
体温が下がっているのか、寒い
撃たれたところにそっと手を当てると、
手のひらは案の定、真っ赤に染まった
kn「Aっ！？ッ、クソッ！！」
コネシマ様はそう言うと、
私を撃った敵に向かって弾を撃ち込む
コネシマ様の撃った弾は見事に敵の脳天をぶち抜いた
彼は、敵が倒れたのを確認すると
すぐに私の体から出血している部分を
彼が持っていたタオルで押さえた
真っ白だったそのタオルは一瞬で赤色に変わる
kn「クソッ、血止まらんやんけ……！」
私の腹部を見て、眉間にしわを寄せるコネシマ様
……せっかく、すばらしい顔立ちをしているのに
そんな顔をしていたらもったいない
kn「しんぺい神かッ？Aが、Aが撃たれた……！」
sn＜え？Aちゃんが？！＞
kn「血が、止まらんくて……。」
sn＜分かった、すぐそっちに行く。その間、絶対にAちゃんを動かしちゃダメだよ。＞
kn「分かっとる。……早く来てや。」
しんぺい神様との通信を切ると
コネシマ様は、止血を始めた
kn「今から腹部の圧迫をするけど、痛かったらすまんな。」
『は、はい……。』
コネシマ様はそういうと、たった十秒で
止血を完了した
いや、正確には処置を完了しただけだ
なぜなら……
kn「ッ……！クソッ、何でやっ！」
私の腹部から出ている血は
全く止まらなかったのだから
ー32話へ続くー
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零音。(プロフ) - 読者のみなさん、ご理解の方宜しくお願いします。 (2022年3月28日 17時) (
レス) id: 8930c92e10 (このIDを非表示/違反報告)
零音。(プロフ) - 最近現実主義になってきた秘瀬派咋アイカ。さん» コメント有難うございました！褒め言葉、有難うございます笑 (2022年3月15日 14時) (レス) id: 653397596e (このIDを非表示/違反報告)
最近現実主義になってきた秘瀬派咋アイカ。(プロフ) - 最高でした……最後の夢主ちゃんが呻いたのも意味深だしhtが｢俺の＿＿＿｣ってうのも意味深だし……めちゃめちゃ考察とかもしがいがあります（）最高でした！（2回目） (2022年3月15日 12時) (レス) @page47 id: ab708b7787 (このIDを非表示/違反報告)
らいらい(プロフ) - 零音。さん» 久しぶり泣きましたよ‥あでも御無理せず!気長に待っております! (2022年3月13日 22時) (レス) id: 175d24af46 (このIDを非表示/違反報告)
零音。(プロフ) - らいらいさん» コメントありがとうございます！最後の方は僕のモチベが上がればいつか作ろうと思ってます……。最後まで読んでくださって本当にありがとうございます！ (2022年3月13日 22時) (レス) id: 8d95897390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零音。 | 作成日時：2022年2月14日 19時
