11話 ページ13
『コネシマ様の書類と私の書類。あと、情報管理室のお二方の分です。』
tn「ロボロと大先生の分も持ってきてくれたん？」
驚いたようにそう言うとありがとな、
と呟き私の頭を撫でるトントン様
これはトントン様の癖だ
本人はあまり気にしていないみたいだが、
少し恥ずかしい……
そんな事を考えていると
トントン様のインカムに突如連絡が入る
この国のインカムは幹部と
幹部補佐のみ所持している
黄緑色に光っているという事はゾム様からだ
tn「ゾム？どうしたんや？」
zm＜トントンッ！！ショッピ君が撃たれた！Ｐ国の軍基地にＱ国の幹部が来とった！＞
tn「なんやとっ！？今どこや！」
zm＜もう、国内に居る！しんぺい神に伝えといて！＞
tn「おう！！」
tn「ゾムッ！ショッピ君ッ！」
しんぺい神様に医務室を開けるように連絡し、
急いでトントン様とチーノと一緒に
ゾム様とショッピ様を迎えに行く
外は雨が降っていたらしく、
二人ともびしょびしょだった
ゾム様にショッピ様の様態を聞いたが、
気が動転しているのか、会話が出来なかった
ショッピ様はコネシマ様と一番親しい方だ
……コネシマ様、大丈夫だろうか
zm「トントンッ！ショ、ショッピ君が！」
tn「落ち着け、とりあえずしんぺい神に診せるぞ。チーノ頼んでいいか？」
ci「分かりました……ショッピ、行くぞ……。」
shp「すまん、チーノ……。」
ショッピ様を抱えて医務室に向かうチーノ
ショッピ様をチーノに預けると、
ゾム様はその場に座り込んだ
zm「俺が、ガバッたせいでッ！」
tn「落ち着けゾム、お前の所為じゃない。」
『……とりあえず、中に入りましょう。ゾム様、風邪をひいてしまいますよ。』
zm「……分かった。ごめんな、トントン、A。」
そう言って泣き始めるゾム様をなだめ、
トントン様と一緒にゾム様を部屋へ運ぶ
……きっとこの後は会議が入るんだろう
tn「さて、今回の任務で起こったことなんやけどな。ゾム、説明できるか？」
zm「おん……。」
重い雰囲気が漂う会議室の中
ゾム様は深呼吸をすると
今回の任務の事を話し始めた
―12話へ続く―
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零音。(プロフ) - 読者のみなさん、ご理解の方宜しくお願いします。 (2022年3月28日 17時) (
レス) id: 8930c92e10 (このIDを非表示/違反報告)
零音。(プロフ) - 最近現実主義になってきた秘瀬派咋アイカ。さん» コメント有難うございました！褒め言葉、有難うございます笑 (2022年3月15日 14時) (レス) id: 653397596e (このIDを非表示/違反報告)
最近現実主義になってきた秘瀬派咋アイカ。(プロフ) - 最高でした……最後の夢主ちゃんが呻いたのも意味深だしhtが｢俺の＿＿＿｣ってうのも意味深だし……めちゃめちゃ考察とかもしがいがあります（）最高でした！（2回目） (2022年3月15日 12時) (レス) @page47 id: ab708b7787 (このIDを非表示/違反報告)
らいらい(プロフ) - 零音。さん» 久しぶり泣きましたよ‥あでも御無理せず!気長に待っております! (2022年3月13日 22時) (レス) id: 175d24af46 (このIDを非表示/違反報告)
零音。(プロフ) - らいらいさん» コメントありがとうございます！最後の方は僕のモチベが上がればいつか作ろうと思ってます……。最後まで読んでくださって本当にありがとうございます！ (2022年3月13日 22時) (レス) id: 8d95897390 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零音。 | 作成日時：2022年2月14日 19時
