聞かせたくなかった話、十一。 ページ11
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僕は夜道を走る。いつの間にか日が傾いていて、真っ暗な道を走り出した。僕を引き止める声は無くて、兄は相変わらず死んだふり。
「……要らなかったんだろ!!」
僕は叫ぶ。喉が痛い。
「使い捨てみたいにぽいって捨てるつもりなんだろ、判ってたんだよ!」
「僕が嫌いなことぐらい!!」
「判ってる!!」
「ずっと知ってた、それで良かったのに……」
声が、小さくなっていくのが判った。次第に心の穴みたいな物に気づいて、触れようとした。ぐちゃぐちゃにして、原型も留めずに壊してしまおうと思った。
「標的発見。誘拐開始、オーバー」
そんな声が後ろから聞こえた。
意識が落ちていくのが判る。
快感を覚えた。
あまりに苦しかったせいだろう。
久しぶりに眠れた。
□□□
完結まであと三話です。
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ゆちよきし(プロフ) - レンさん» おおっ!お久しぶりです!あの、レンさんでしたか!同名の作者の方かと思っていました(笑)いえいえ!誰でも体調崩すときはありますから大丈夫ですよ!元気になったら、ツイッターで喋りましょう! (2019年1月21日 20時) (レス) id: 74d3721888 (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - ゆちよきしさん» ゆちよきしさんお久しぶりです!コメントありがとうございます!体調管理なってなくてすみません……一気読みは嬉しいです!今後も頑張っていきます! (2019年1月21日 19時) (レス) id: c18a6b747d (このIDを非表示/違反報告)
レン(プロフ) - 金平糖兎さん» コメントありがとうございます!どうにか復帰しました汗 体調管理下手ですみません…… 本日夜には更新すると思うので、気長にお待ちください^^ (2019年1月21日 19時) (レス) id: c18a6b747d (このIDを非表示/違反報告)
ゆちよきし(プロフ) - 前作も、今作も一気に読ませていただきました。とても、面白くつづきが気になります。インフルの時に無理して投稿しなくても良いですよ、気長に待っていますし、お大事にしてください。作品、楽しみにしています!頑張ってください!初コメントで長文、失礼しました。 (2019年1月21日 0時) (レス) id: 74d3721888 (このIDを非表示/違反報告)
金平糖兎(プロフ) - インフルエンザ辛いんで、むしろ一週間は休んでいいと思います!この小説の更新待ってます!早く元気になってくださいね笑 (2019年1月19日 19時) (レス) id: 4e8fb697e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年1月18日 18時