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橙Side,
話し終わる頃には、莉犬の涙は枯れていた。
話を聞いたなーくんは、涙目になりながらも莉犬に聖母のように微笑みかけている。
さとちゃんは莉犬の小さな頭を優しく撫でていた。
橙「莉犬。」
莉犬の潤んだ、大きく丸い瞳が俺に向けられていることを確認して。
言葉を紡ぐ。
橙「俺達が、莉犬のこと置いてくわけないやろ?」
紫「莉犬くんのこと、俺達は世界一愛してるんだよ。今までも、これからも。ずっと。」
桃「心配することなんかない。絶対に傍にいる。だから、今日はもう休みな?」
さとちゃんが莉犬を抱えて、ベッドに横たわらせ、胸のあたりをトントンと叩く。
赤「おれがおきたら、いっしょにあそんでくれる?」
桃「おう。ゲーム教えてやるよ。」
赤「たくさん、わらわせてくれる?」
橙「任せとき。俺は莉犬の彼氏で、最強エンターテイナーやからな。」
赤「ふふっ、おれのはなしも、たくさんきいてほしいなぁ。」
紫「時間が許す限り、莉犬くんの話聞かせてね。」
赤「えっへへ、、、。おれ、しあわせだねぇ。」
おやすみ、俺達のかわいくて大事な彼女さん。
君が見る夢が、幸せで、暖かいものでありますように。
ぽかりメンテナンスさん、リクエストありがとうございました!!
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橙くん 卒業アルバム(高校)
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物理的@ - リクエストくださーい!! (2021年6月29日 8時) (レス) id: a8c345a078 (このIDを非表示/違反報告)
物理的@ - ↓下のコメントのような関係のお話が読みたくて読みたくて。恋人愛?の壁ってすごく分厚いだろうけど、メンバー愛(兄弟愛の方がしっくりくる?)も手強い。ママが強い。いや、もうね、尊いわ、書きながらにやけてしまう。それがシェアハウス!【想い】でございます。 (2021年6月21日 18時) (レス) id: a8c345a078 (このIDを非表示/違反報告)
物理的@ - 赤くんのことを弟のように可愛がり甘やかしてきた橙紫が桃くんと喧嘩別れしかけてる赤くんを全力で守ろうとして、そんな橙紫の手助けを当たり前のようにする黄青、そして赤くんが好きだけど思ったように振る舞えない桃くん、、、、、、、、。はぁ、好き。 (2021年6月21日 18時) (レス) id: a8c345a078 (このIDを非表示/違反報告)
ぽかり - ハハハハ………………………キューーーーーーーーン!!へどうぞ (2021年6月19日 23時) (レス) id: 438583e880 (このIDを非表示/違反報告)
物理的@ - テスト終わりました!!お話貯めまくったのでお楽しみに!!(していただけると幸いです、はい。) (2021年6月18日 20時) (レス) id: a8c345a078 (このIDを非表示/違反報告)
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