二十二 お嬢様口調の少女? ページ23
『何故連れ戻したのですか?』
「知っておるじゃろう、首領の命令での。」
『お久しぶりです…首領、チェスでも致しますか?』
「久しいね…元気だったかい?」
『お陰様で。』
「チェスをしに来たのでは無い…そうだろう?」
『えぇ…貴方も聞きたいことがあるのでは?』
「そうだねぇ…先ず、ポートマフィアを抜けた理由から聞こうか 」
『私の道理に反していた…善人を切り捨て、善人を捨てる…
貴方の最適解は…私にとって適した物では無かった。』
『私はどんなに酷い死 に方をしても構わない、命が尽きるまで…私は人を救うだけ。』
「…太宰君を首領にする為には君のような客観的な所が欠如してたのでね。」
『太宰さんは帰ってきませんよ、何せ、親友に背中を押されましたから。』
「…二度目は無くってよっ!」
あ〜一生の恥だ。
録音されて居ないだけマシだが…絶対この糞太宰殺 してやる…!
突如として聞こえる笑い声…
『あ』
「え?」
「は?」
深紅の空間から出てきたのは____Aだった…
『ワタシハ太宰サンヲ助ケニ来タダケデス…他意ハ有リマセン』
「おい…色々壊れたぞ此奴。」
あー…どーやって切り抜けよう?
そう思い、私は太宰さんの方を向くと頷いたので…
「内股歩きのお嬢様口調」
絶 対 殺 す
明確な殺 意あるだろ太宰の野郎
『だっ…「おいちょっと来い」』
取り敢えず長らくお説教にになり、大人しく忘れる事にした。
………くそ
『……行きましょう太宰さん。』
「…ごめんね?」『…』
「それより、あの空間は?『嗚呼…私の心強い協力者です。』」
<うわ…本当にやったんだ…>
『では私はこれで失礼。』「本当に許してる?」
扉を開けてもあまり人が居ない…そっか、新双黒の戦いか!
音声をどうしようか悩んでいると…
ガチャ…と扉が空いたが…それと同時に何かが倒れた音がした。
『お帰りなさ〜い…って…酷い怪我ですね。』
33人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黎明 | 作成日時:2023年9月22日 14時