デマ放送 ページ4
放送後、お昼休憩が入り奈々さんたちと私のお母さんを混じえて昼食を摂っている。
先程の騒ぎの火中にいた沢田くんが傍にいるせいか、周りの敵チームからジロジロと白い目で見られている。
「あれがA組総大将だぜ。」
「あいつが指示したのか。」
「ムカつくよなー」
「邪魔してやる。」
さすがにここまで言われちゃこっちだってカチンとは来るものだ。
免罪なのに沢田くんは青ざめているし。
A「やってないって分かってるから…。元気だして。」
沢田「あ、ありがとうAちゃん。」
奈々「ツナ有名人みたいね。」
いろんな意味で有名人だよ。
ちょいちょいとリボーンくんに肩を叩かれた。
リ「さっきからあの男どもが見てきてるぞ。」
A「沢田くんでしょ？」
リ「お前だぞ。」
んな馬鹿な。
一体どこの誰が見てきてると言うんだね。
辺りを探してみても、どこもかしこも敵チームの男たちからの敵意むき出しの視線で正直分からない。
いないじゃん。と言おうとしたらハルちゃんが立ち上がって大きな声を出した。
ハル「なんなんですか貴方たち！さっきからジロジロ見て！」
むしろこれはハルちゃんが注目されていたのでは。
ビアンキさんも綺麗だし、ハルちゃんも可愛い方だし…奈々さんも美人だし…人妻だけど。
「ひー、こえー」
「でも可愛いぜ。」
「それよりあの外国人の姉さんゲキマブだぜ。」
「たまんねー」
「俺はやっぱA組のAちゃん好きか」
ﾊﾟｱﾝｯ
おい撃つな。
無言で1番最後に声を発した男子生徒の足元に発砲したリボーンくん。
ﾋﾞｱﾝｷ「下がりなさいハル。」
ハル「ビアンキさん？」
ﾋﾞｱﾝｷ「貴方たちチョコレートはいかが？」
「おーくうくう！」
「けっこーいけんじゃんこれ！」
あれ。
確かビアンキさんって作るものなんでもポイズンクッキングになるんじゃなかった？
ﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ
あっ。だよね。そうなるよね。
沢田「ﾌﾞｰｯ！学校でポイズンクッキングするなよ？！」
ﾋﾞｱﾝｷ「死なない程度よ。」
A「充分やばいと思うな。」
リ「A組の総大将が今度は毒を盛ったぞー！」
沢田「おいコラーーーッ！！」
拡声器を使いデマを流され、また罪を犯したと思われる沢田くん。
ｷﾞﾛとまた敵チームから目の敵にされる。
…沢田くん今後の学校生活とか大丈夫なんだろうか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 649人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヴィジリア(プロフ) - お帰りなさい！！！とても楽しみにしていました！！久しぶりの更新も相変わらず面白くキュンキュンさせてもらってます！！！戻ってきてくださってありがとうございます！！ (2019年8月7日 21時) (
レス) id: 93a99db6fc (このIDを非表示/違反報告)
paru(プロフ) - はじめまして！リボーン夢はなかなかないので、感謝してます(*´▽｀*)！！これからも体に気を付けて頑張ってください！！夢主とリボーンのいちゃいちゃ期待してます( *´艸｀) (2019年8月7日 11時) (レス) id: 2243ff9149 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - ななさん» ただいまです！更新速度を早めるためにいろいろ案を練ってますので期待に添えられるよう頑張りますね。 (2019年8月7日 1時) (レス) id: c21a3c5560 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - Mariroさん» 更新再開しました！お待たせして申し訳ありません。リボーンくんとはこれからどんどん恋人らしい会話（強制的）になると思うので楽しんでくださると幸いです！ (2019年8月7日 1時) (レス) id: c21a3c5560 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - ゆいさん» お待たせしました！ご期待に添えられるよう頑張ります！ (2019年8月7日 0時) (レス) id: c21a3c5560 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リドル | 作成日時：2019年3月14日 18時
