2/赤ちゃんに外堀を埋められる【REBORN】

バッシング ページ3

「卑怯だぞA組ー！」

「なんて汚い総大将だ！」


各チームからバッシングされる中、すっかり縮こまってる沢田くんと対に、獄寺くんや了平さんは誇らしげだ。


なんでそんな顔できるのか私には分からん。


了平「どうだ見たか！これがウチのやり方だ！」


沢田「認めないでください！！」


「うちの総大将をやったのも沢田って奴の命令だったんだな！」

「卑怯者！」

「A組は退場しろー！」


数々のバッシングを受ける中、武力行使にも出てきて辺りは一層騒がしくなる。


獄寺「どっからでもかかってきやがれ！」


A「おいやめろや！私まで巻き込まれてるんだけど？！」


了平「連帯責任だ！仕方あるまい！」


仕方なくねーよ！！
というかC組総大将をやったのは君らだよね？？


「女子だろーが容赦しねーぞ！こら！」


リ「まあ待ちなされ。そこの女子生徒は沢田ツナに脅されていただけじゃ。」


「な、なに！そうだったのか！」


「すまない！」


ちげーよ。


ﾋﾟｮﾝとリボーンくんがこっちに飛んできた。
空中でスーツに早着替えしながら。


「女子脅すとかクズ野郎だなー！！」


沢田「なにそれーー？！」


「とぼけやがって！」



沢田くんが余計に被害を被っていた。

アーメン。安らかに眠れ。

ていうかリボーンくんの言葉ならみんな信じちゃうのなんでなの？？


リ「男は荒波に揉まれ、成長するんだぞ。」

A「初めて聞いたや。」


リボーンくん的には狙い通りだったのね。



『皆さん静かにしてください。』



放送が入った、ようやく。


『棒倒しの問題についてお昼休憩をはさみ審議します。各チームの3年生代表は本部まで来てください。』


この放送のおかげで風紀委員もちらちらと出てきて辺りは各所へ散っていった。

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