草食動物はキライ ページ41
雲雀「はい。」
A「あ、どーも…」
悲しい。
雲雀さんに渡された紙を受け取り言われるがままに記入していく。
名前、生年月日はもちろん親の同意まで。
A「…親の同意とかは…？」
雲雀「ああ、それね。別にいいよ。」
いいってなんやねん。
まあうちの母がだめです！なんて言うわけないけどね！
ｶﾞﾁｬｯ
山本「へ〜〜こんないい部屋があるとはねー…！」
雲雀「君誰？」
山本「(こいつは…)」
え。山本くんなぜここに…
そう思っていたら山本くんに続いて獄寺くんも入ってくる。
真っ先に目に飛び込んだのがいつも吸っている煙草。
雲雀さんの前で吸ったら…ああ、終わった。
合掌、私も殺される。
獄寺「なんだあいつ？」
山本「獄寺、待て…」
雲雀「風紀委員長の前では煙草消してくれる？ま、どちらにせよタダでは帰さないけど。」
トンファーを出して軽くウォーミングアップする雲雀さん。
普通なら「待ってください、彼ら友人なんです。」と止めるところだけど…
むしろ雲雀さんにそれは逆効果だったりする。
ﾋﾞｭｯとトンファーを素早く振ることで獄寺くんの煙草に当たり火が消された。
獄寺「なんだコイツ！」
ﾊﾞｯと獄寺くんが飛び退き間をあけ対峙する。
山本「(聞いたことがある…ヒバリは気に入らねーやつがいると相手が誰だろうと滅多打ちにするって…)」
ゴクリと山本くんが鳴らすなか、ﾊﾟｯと私に視線を一瞬やった。
山本「(Aまで…なんでここに…？)」ﾌｲｯ
もしかして仲間だと悟られないように気を使ってくれた…？？
山本くん……君ってやつは…！
なんて、素敵な人なんだ…
雲雀「…僕は弱くて群れる草食動物が大嫌いだ。視界に入ると、噛み殺したくなる。」
違うそんなこと考えてる場合じゃないんだった。
山本くんを助けなきゃ…
獄寺「(こいつ…)」
山本「(やっかいなのに捕まったぞ…)」
「へー初めて入るよ。応接室なんて。」
沢田くんが最後に何も知らず入ってきた。
真っ先に雲雀さんが動き始める。
山本「待てツナ！！」
沢田「え？」
ﾋﾞｭｯ！
雲雀「1匹。」
トンファーが思いきり沢田くんの頭に当たる。
その勢いのまま無抵抗だった沢田くんの体は頭から大きく傾きそのまま床に伏せた。
獄寺「ッのやろう！ぶっ殺す！」
A「獄寺くんまって！」
ﾊﾞｷｯ
雲雀「2匹。」
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宵知(プロフ) - 初めまして！！リボーン自体の夢小説は少なくて涙が止まりませんでしたがとても良質な素晴らしい作品をありがとうございます。一日で一気に読み終わってしまいました。もう更新されるご予定はないのでしょうか。応援させていただければと思っています。 (2023年3月23日 14時) (
レス) id: 13d7f8f596 (このIDを非表示/違反報告)
まくすうぇる(プロフ) - 赤ん坊姿でさえモテモテなリボーンに夢主ちゃんがどう墜ちるのか楽しみです！ (2019年12月7日 3時) (レス) id: 34699431ad (このIDを非表示/違反報告)
樹 - スッゴく面白かったです！これからも頑張ってください！ (2019年3月19日 23時) (レス) id: 7fba46ff84 (このIDを非表示/違反報告)
黒田李瑚(プロフ) - リドルさんもですか！自分の推し落ちがほんとに少なくて(￣^￣゜)そんな時にこの小説見つけて心から舞踊りました！ほんとに感謝です！ (2019年3月17日 1時) (レス) id: 85d4b84df1 (このIDを非表示/違反報告)
リドル(プロフ) - アイさん» 大丈夫ですよ！ニヤニヤしてください！(ぇ)続編書きましたのでよかったら読んで見てください！コメントありがとうございます(*'v'*) (2019年3月14日 18時) (レス) id: a52989d574 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リドル | 作成日時：2019年3月5日 16時
