1/赤ちゃんに外堀を埋められる【REBORN】

体育祭開始 ページ49

体育祭始まり、男子100メートルで山本くんが走る。

隣レーンに走るのは陸上部のホープ…

にも関わらず1位をとってしまう山本くん素敵。

1位をとった山本くんに皆がちやほやとしている中、混じらずに見ていると花ちゃんに小突かれた。


花「ホラ！山本1位じゃん。行ってきなよ。」


A「きついきつい、無理だってそんな。」


花「乙女か。」


いや乙女ですけど！？？

次は女子の100メートルなので花ちゃんに応援して貰った。チーム違うけど関係ない、友達だもの。



「あら転校生ちゃん。」

「フフ、山本くんに褒められるのは私よ！」


A「は？」


君達誰やねん。
山本くんって片方は言ってたから山本くん絡みのやっかみなのは分かるけど。


「これで1位とったら獄寺くんに話しかけるわ！」


A「はよ話しかけたら？」


「無理よ！あんたなんで喋ってんのよ！」


理不尽の極み。
いや、獄寺くんなんて沢田くんすごいねーって言っときゃ会話成立するレベルよ？？

彼言うてもチョロいと私は思うの。


山本くんは…なんていうか友達にはなれるけどその先に行くのが大変なタイプだよね。



そうこうお喋りしてる内に私達の出番が来た。


山本「おっきたきた！Aー！ファイトーー！」


沢田「が、頑張って！」


獄寺「けっ、1位取らねぇと締めるぞ！」


山本くんと沢田くんありがとう。
獄寺、貴様は許さん。


「あーそうそう。言い忘れてたんだけど。私、女子陸上部ホープなのよ。」


「ちなみに私はマラソン大会で上位よ。」


A「ええ…まじか。」


大丈夫かなぁ私。


「いちについてー」


・



・



「よーい…どん！」



疾走を始める。

あっ、忘れてたけどこれどっかでリボーンくんが撮ってるんだ。


この2人に負けて3位とか微妙に嫌だなぁ。
記録残るし。


やっぱ頑張ろう。




「(うそ…！思ったより速いじゃないこいつ！)」


「(抜かれてるわ！)」





「「(負ける…！)」」





「ゴール！」





無事にテーピング切れました。


「1位の子こっちねー。」


A「はーい。」



「何あの子速すぎっはぁっ！」

「あ、ありえない…っ」




沢田「(は、はえーーっ！俺より全然速いじゃん！)」


ハル「さすがAちゃんですね！体育の成績5だって聞いた通りです！」


沢田「(お、俺なんか1なのに…)」ｶﾞｰﾝ

50行きましたので続編へ→←ガチ勢の極み

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す