マフィアのボス【歌い手】【浦島坂田船】【AtR】 (ページ12)

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11人目ページ12

youside

目が覚めると見覚えのあるベットにネグリジェに着替えた状態でいた
横の方がモゾモゾと動く

誰かいる？
隣を見ると坂田がいた

ベットから抜け出し外に出る
ここはそらるんの部屋

そらる｢起きた？おいで｣

A｢そらるん〜｣

そらるんの元へ行くと抱きしめられる
よしよしと頭を撫でられる子供扱いに少しイラッとするが心地いいので口には出さなかった

そらる｢まふまふに頼んで解毒薬作ってもらって投与してみた副作用で強烈な眠気が出るらしくて2人して一日中寝てたんだよ｣

そーいえばくらくらもしないし体も暑くないでも2人って？もう1人誰？

A｢2人？｣

そらる｢あ、もう1人は坂田のこと横で寝てただろ？｣

そらるんの話を聞くと坂田はちょくで媚薬を舐めたせいで遅れて効果がでてきたらしい
まふが作った薬を安全かどうか確認するために自分から進んで投与したみたいだった

そらる｢念の為何かあると行けないからA達にはここで寝てもらったの……ってなにこれ｣

首元をなぞられる
何かついてんのかな？鏡みてないからわかんないや

坂田｢そらるさん、おはようございます｣

眠そうに坂田が部屋に入ってきた
刹那そらるさんの低い声が響く

坂田がびくりと肩を震わせた

そらる｢おい、これお前がやったのか？
だから一緒の部屋にしたくなかったのに……｣

坂田はなんのことか分からなかったみたいだが私の首元を見るとみるみると顔が真っ青になっていった

坂田｢すみませんっ！俺、昨日の記憶曖昧なんですが付けた覚えがあるというか……｣

なんだよ〜
付けたってもしかして……ラクガキ？
ちょっと気になるし見てみよ

思い立ったら吉日！ってことでそらるんの元から離れ洗面所へ向かった

鏡で首元を確認すると無数のキスマークが着いていた

A｢なんじゃこりゃぁぁああ！！
おおいっ！坂田！！てめぇ！！｣

坂田の腹をぽかぽかと殴る
あまり痛くないのか余裕そうにそらるさんと話している

坂田｢ごめんなぁ、俺我慢しようと思ったんやけど無理やったみたい｣

てへっと笑って頭を撫でてくる
大人しく撫でられているが、許したわけじゃないからな！

そらる｢お前なぁ、はぁ今回かびやくのせいってことで許してあげる｣

A｢そらるんが許しても私は許してないからね！｣

ごめんと撫でられる
今度カフェで何か奢ってもらう約束をして許してやる

その後迎えに来たうらたん達に坂田が怒られていたのは言うまでもない