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集会終了後、隊員達は続々とバイクに乗って帰って行く中、オレは花垣と会話を交える。
「…えっと、本当に同中、なんスよね」
「そう言ってんだろ、いい加減信じろよ」
何度も同じ事をいい続けてかれこれ四回目。
何回言っても同じ中学だって事を信じて貰えなくて、少し苛立ってくる。
「いや〜…ハハ、見たこと無いんですもん」
当たり前だ、最近は学校に行ってなかったし。
いつも教室で一眠りするから皆より一足遅く学校から帰るのだ。
「てかオマエ、集会に彼女連れて来てんじゃねえよ羨ましいな。
んで、どこまで進んでんの?殴られてたけど破局寸前?」
によによ
我ながら気持ち悪い顔しながら花垣に詰め寄る。
「どどどどど、どこまでって言われても…、」
挙動不審過ぎて気持ち悪…、
さっき、あの女の子が帰るときに横を通った。
ふんわりと花の匂いがして、まさに「女の子」って感じ。そりゃあ惚れるよなぁ、なんて心の中で頷く。
「おいA、早くしろよ
場地さん待ってるぞ」
後ろから肩をつつかれて振り向けば、千冬が目に入った。
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ひー(比古)(プロフ) - おめでとう😭2人はこれからもっとラブラブに! (2021年10月16日 3時) (レス) @page29 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 好きです!! (2021年8月17日 16時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
おしお(プロフ) - 尊くてとても好きです! (2021年8月17日 11時) (レス) id: f10c64d2ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういんぷ | 作成日時:2021年8月15日 16時