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「テキトーに座っといて、オレお湯沸かしてくっから」
そういって、台所の方へ行く。ヤカンのがお湯早く沸くかな、なんて考えてヤカンを探す。
しばらく使って無いからどこにあるかわかんねー、とか呟きながら下の方をガサガサと漁っても見つからず。
「ヤカン上にあるじゃねーか、上見ろ上」
後ろから声が聞こえて来たことに気付くのに時間は掛からなくて、バッと後ろの方を向く。
「上かよ、ダルいとこに置いたな」
誰が置いたんだよ、オレ以外にこの家居ないからオレか。
そんなバカみたいなこと考えてたら、頭を小突かれる。そこまで痛く無いけど、ちょっといたい。ウウン。
「オマエ上見ねーよなー、マジで。虹も気付かないくらい。」
「うっせ、虹見たって良いことねーしいーだろ」
こんな懐かしいことよく覚えてるな、なんてちょっと感心してたらケースケが勝手にお湯を沸かし始める。
流石、小学から今までオレん家で遊んでただけある。
「あ、そーいや、聞きたいことあったんだけど。
なんで今日オレんとこ来たの、しかもわざわざぺヤングに千冬まで連れてきて。」
ケースケが固まった。
「アー…、何となくだよ。なんとなく。」
ケースケが嘘をついてることはすぐ分かった。
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ひー(比古)(プロフ) - おめでとう😭2人はこれからもっとラブラブに! (2021年10月16日 3時) (レス) @page29 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 好きです!! (2021年8月17日 16時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
おしお(プロフ) - 尊くてとても好きです! (2021年8月17日 11時) (レス) id: f10c64d2ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういんぷ | 作成日時:2021年8月15日 16時