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走ってる間、ずっと心臓がとまりそうだった。
これから大きな抗争もあるのに、パーとパーのダチの敵討ちするための抗争があるのに。
それでも、オレは今すぐにケースケに気持ちを伝えなきゃいけない気がした。
今じゃないとダメだ。そう思って、前を向いて走り続けた。
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ケースケの家の玄関まで来たは良いものの、なかなか中に行く勇気が出ない。
自分の心臓が何処にあるのか分かるくらい鼓動がうるさい。
走った疲れとは違う汗が出てくる。
「…よし、だいじょうぶ」
オレとケースケなら、多分何があっても仲良くしていけるから。
昔からどんだけ喧嘩しても次の日には忘れてた二人だから、きっと大丈夫。
不安に押し潰されてしまいそうだけど、自分に何度も言い聞かせてインターホンを押す。
開いた扉、向こう側に見えたケースケに思いきり飛び付いた。
廊下には勢いよく倒れた音と扉がしまる音が響いた。
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ひー(比古)(プロフ) - おめでとう😭2人はこれからもっとラブラブに! (2021年10月16日 3時) (レス) @page29 id: f1c378431b (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 好きです!! (2021年8月17日 16時) (レス) id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
おしお(プロフ) - 尊くてとても好きです! (2021年8月17日 11時) (レス) id: f10c64d2ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ういんぷ | 作成日時:2021年8月15日 16時