十二話 ページ14
コネシマside
sha「そろそろ、4時半やな。ここでの訓練は一旦終わる。自主練所はいつでも開放してるから飯までの時間やるのもよし、今日の反省をするもよし。自由時間や！！」
kn「そんじゃ、解散！！！」
訓練は終わったけど……
俺等がやりたりひん
sha「なぁ、もう少し俺らだけでやりあわん？」
kn「ええで。丁度やり足りひんって思ってたところやし」
sha「ほな、自分のタイミングで特攻していくって感じで。ルールは何時も通り、急所に武器当てた方が勝ちな」
好きなタイミングか……
いっちゃん難しい開始方法やん
sha「隙あり！！」
うお
kn「やっぱ、特攻隊はちゃうな。隙を見つけんのが早い。やから言うて俺も負けてられへんで！！」
sha「フェイントやって勘づかれたらそんで終わりやで」
くっそ
kn「いや、まだまだこれからや！！」
−そして俺は気づかんかった
もう五時半を過ぎてることに−
sha「やっぱ、近距離部隊指導官は威勢だけはええんやなぁ〜」
kn「っくっそ、腹たつぅ」
ん？
sha「どうしたん？続きやろうや」
kn「や、あの浮いとるやつって何やろなって」
何か、光の……
？
kn「若しかして、時間過ぎてる？」
sha「そりゃあ、そうやろ。やって兵士たちかやしてからどんだけ……」
kn「それじゃ今何時か分かる？」
sha「いや……」
ﾋﾟｶ
kn/sha「「うお！/まぶっし！！」」
眼、潰れるかと思ったわ……
sha「なぁ、若しかしたらさ……」
kn「言わんでもある程度は察せる。あれやろ？時間が時間やから、Aが光源だけ(爆発する光源)を置いて奥の武器庫から移動したんやろ？」
sha「せやろなぁ。よし、今から走って食堂行くか！」
kn「武器は片付けてからやで？」
sha「そんなん分かっとるわ」
片付けんと食堂行って、そん後軍曹に怒られたんどこの誰やっけ……
そういえば、軍曹って元気にやってんのか？
まぁ、去ってった奴のこと気にしてもしゃーないな
sha「よし、片付けた。行くで！！」
kn「あ、ちょっと待てや！！！！」
−そして俺らは無事、遅刻しました。はいー
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