**先祖の記憶 ページ20
私は鎹鴉の胴体を掴んで引き離そうとしたら
鎹鴉 「アンタ!!サッキハヨクモアノ子ノ頬ヲ叩イタワネ!!許サナイワ!!」
スミレ 「痛い痛いっ!!突かないでよ!!痛いって!!」
鎹鴉は今度は私の頭をくちばしで突いてきた
炭治郎 「ハッ!思い出した夢だ!!俺あの人を夢で見た!!」
スミレ 「ゆっ...夢?」
鎹鴉 「ハアア?馬ッ鹿ジャナイノアンタ。コノ里二来タコトアンノ?非現実的スギテ笑エルワ。
戦国時代ノ武士ト知リ合イナワケ?アンタ何歳ナノヨ?」
鎹鴉はなぜか私の頭の上に乗って言った
完全に見下されてる.....
炭治郎 「なんかごめん....俺おかしいよね....」
小鉄 「いえいえ!!それは記憶の遺伝じゃないですか?うちの里ではよく言われることです。受け継がれていくのは姿形だけではない。
生き物の記憶も遺伝する。初めて刀を作る時同じ場面を見た記憶があったり、経験してないはずの出来事に覚えがあったりそういうものを記憶の遺伝と呼びます。
貴方が見た夢はきっとご先祖様の記憶なんですよ!」
スミレ 「先祖の記憶.....」
夢のことを言われて、私はあの時見た夢を思い出す
女 『貴方がっ...あの子の物になってあげてっ...!!!』
スミレ 「っ.......」
あの時の夢.....あの夢を見て何日か経っているのに.....夢の記憶が忘れられない....
夢は普通、すぐに忘れるはずなのに.....
あの夢も....私の先祖の記憶なのだろうか......
炭治郎 「優しいねありがとう。俺炭治郎。そして隣にいるのはスミレ。さっきも言ったけど俺の幼馴染なんだ」
スミレ 「よっ...よろしくね!」
小鉄 「あっ....はいっ....///!!」
ん?また顔が赤くなったな
小鉄 「俺は小鉄です。意地の悪い雌鴉なんて相手にしなくていいですよ」
(バキンッ!!!
その時、また大きな音が聞こえた
炭治郎 「あっ!!鎧がっ!!!」
時透さんが絡繰人形の鎧を壊していた
小鉄 「っ......!!!」
それを見ていた小鉄君はその場から走って行ってしまった
スミレ 「小鉄くんっ!!!」
炭治郎 「見つけるよ俺は鼻が利くから!!」
スミレ 「うんっ....お願いっ!!」
私は炭治郎の鼻を頼りに小鉄君を捜した
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匿名希望 - アキオ=湊説?湊が言っていた姉と言ったら辻褄が合う、そもそもアキオは最初から存在しない人間だとわかる (5月8日 17時) (レス) id: 666874a7e4 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - サクラとシオンのことはわかりました、問題はアキオはなんなのか、スミレは触れてましたがアキオのことは一切書かれてなかった、明らかにサクラとシオンの子ではないとわかる、アキオはスミレの血の繋がってない姉弟、アキオは過去に拾われたか?それとも..... (5月5日 16時) (レス) id: d48c76afb4 (このIDを非表示/違反報告)
霖留(リント)(プロフ) - 初コメ失礼します。いつも楽しく読ませて頂いています。ちなみに千寿郎くんと炭治郎くんの郎の漢字は「朗」ではなくて「郎」だと思います。お気づきになりましたら幸いです。 (2月1日 14時) (レス) @page6 id: 0371ac6dd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2024年1月21日 1時