【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない〜第四章〜

＊＊絶望な顔 ページ13

本来なら、柱の攻撃ですらすぐ完治してしまうのだが


スミレが爪で攻撃した猗窩座の左目は全く完治していなかった



無惨 「下がれ」



猗窩座 「..........」



猗窩座はそのまま無惨と湊の前から姿を消した



主 「大きな音がしたみたいだが.....大丈夫か？」



湊 「大丈夫！！大きな風が吹いたみたい....びっくりしちゃったよ！！」




無惨 「........」



一緒にいる湊は何事もなかったように答えた




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猗窩座 「........」



猗窩座は木に刺さっている炭治郎の刀を見た



(ドカドカドカドカドカッ！！！




そしてそのまま炭治郎の日輪刀をこぶしで粉々にした



炭治郎 『卑怯者！！』



スミレ 『愚か者っ！！！』



猗窩座の頭の中には二人の姿が浮かんだ



猗窩座 「貴様らの顔っ....！！覚えたぞ小僧！小娘！！

次会った時は小娘の目の前であの小僧の脳髄をぶちまけてやる！！！」



湊 「それいいね〜！！スミレの目の前であのガキを殺したら.....きっとスミレはいい顔をするだろうなぁ///」



猗窩座 「っ.....！！」



いつの間にか背後には湊がいた



湊 「それにしても....何で治んないんだろうね？左目」



猗窩座 「もっ...申し訳ありませんっ....坊ちゃんっ....」



猗窩座は再び湊にひざまずいた



湊 「さっきも言った通り僕は何も怒ってないよ〜！命令通りあの柱を殺してくれたし.....

炎柱を殺されたときのスミレの顔....ほんっとうにかわいかったなぁ///

炭治郎を殺したら....もっといい顔をするのかなぁ///」



猗窩座 「っ.....」



湊の発言に、猗窩座の肌は少し鳥肌を立てていた



湊 「スミレに負われた怪我....治るといいね？時間かかると思うけど....」



猗窩座 「はいっ.....」



無惨様同様....この方の考えていることは.....もっとわからないっ...



なぜあの人間の小娘に執着するんだ.....




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〜数日後〜



善逸Side



炭治郎でも落ち込んだり....だめかもしれないって思っちゃうことあるんだな....



そりゃそうだよな....煉獄さんみたいな鍛え抜かれた”音”がする人でさえ死んじゃったんだからな


悲しいし....取り乱すよな

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