【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない

＊＊鞠 ページ44

私は湊が一番強い血鬼術を掛けたので調べさせてほしいとのことだった




スミレ 「......？？」




愈 「......(珠世様は今日も美しい。きっと明日も美しいぞ)」




この人は何を考えているんだろう....




珠世 「もう一つの願いは過酷なものになる.....鬼舞辻と湊の血が濃い鬼とはすなわち、鬼舞辻に.....より近い強さを持つ鬼ということです。


そのような鬼から血を取るのは容易ではありません。それでも貴方はこの願いを聞いてくださいますか？」




炭 「.......」




スミレ 「禰豆子.....」





炭治郎は禰豆子の頬に、私は手に触れた




炭 「......それ以外に道がなければ俺たちはやります。


珠世さんがたくさんの鬼の血を調べて薬を作ってくれるなら」




スミレ 「私や禰豆子だけじゃなく、もっとたくさんの人が助かりますよね？」




珠世 「そうね.....」





そう言うと珠世さんは優しく微笑んだ




珠世さん....こうしてみるとやっぱりきれいな人だな....///




愈史郎が好きになるのも無理ないな....



愈 「っ....！！まずい！伏せろっ！！！」




スミレ 「っ.....！？」





(ガガガガガガガッ！！！！！




愈史郎がそう言うと、いきなり部屋の中に何かか勢いよく暴れだした




私も炭治郎と一緒に禰豆子を庇うように伏せた




スミレ 「何あれっ.....鞠！？」




部屋の中で暴れまわっていたのは子供のころよく遊んでいた鞠だった





鞠だけで建物がこんなに崩れるなんてっ！！




朱 「キャハハ！見つけた見つけた」




私たちの前に立っていたのは鞠を持った女だった





この感じっ.....あの子は鬼だ！！





(ギャンッ！！！




すると鬼は再び鞠を投げた




私たちは鞠に当たらないように伏せるが.....




(バンッ！！！




スミレ 「愈史郎っ！！！」




鞠は愈史郎の頭に当たってしまい、首から上がなくなってしまった




私は急いで愈史郎のもとへ駆け寄った




朱 「キャハハッ！一人殺した！.......ん？」




鬼は私と炭治郎を見た




朱 「耳に飾りの鬼狩りと青い髪の娘はお前達じゃのう」




この鬼っ.....私と炭治郎を狙っている！？




私はたぶん湊の差し金だけどっ.....炭治郎はどうしてっ.....





炭 「珠世さん！！身を隠せる場所まで下がってください！！スミレもっ！！！」

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