【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない

＊＊血だまり ページ4

何で突然こんなことを思いだしたんだろう.....




お母さんが死んでもう何年もたっているのに.....





スミレ 「あ！炭治郎に頼んであった贈り物もうおいてあるよね！！」






もうかなり深夜だからきっと炭治郎も帰ってきてるよね






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〜井戸〜





スミレ 「あれ？ない....」






井戸の方に来たけど.....井戸には何も置いてなかった






あたりをくまなく探してみても、どこにもなかった






スミレ 「炭治郎......何かあったのかな.....」






炭治郎が約束を破るなんてことは一度もなかったのに......






結局私はあたりが暗いこともあったから見つからないのかもしれないと思い、家に戻ろうと歩いた







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〜家の前〜





スミレ 「っ......！！」





何....？






何か変なにおいがするっ.....






今までに嗅いだことがない......





鉄の匂いっ.....






スミレ 「アキオっ....！！！」





私は迷いなく家の中に入った






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〜家の中〜





スミレ 「あきっ....お......？」






ぐちゃっ.....ペチャっ.....ゴクンッ.....






気持ち悪い音が.....部屋中に響いた






目の前には赤黒い血だまり.....






そして知らない背中があった






鬼 「あぁ？なんだ、子供の男しかいねぇと思ったが....うまそうな女がいるじゃねェかよ」






スミレ 「あっ....あっ...」






そいつがこちらを見て初めて理解した






こいつっ......アキオを食べてるっ......







この異様な見た目っ.....人間じゃないっ......






スミレ 「アキオっ......」






自分の心配より.....アキオが殺されたこと.....そして食べられていることに.....






私は怒りを収めることができなかった






鬼 「稀血ではなさそうだがうまそうな血の匂いだぁ......あの子には感謝しないとなぁ」






そう言ってそいつはアキオの腕を持ちながらこちらに向かってくる






スミレ 「アキオをっ.....アキオをはなせぇええええええええええっ！！」






(ザシュッ！！！







鬼 「がぁああああっつ！？」






私はお母さんからもらった小太刀でそいつの腕を斬った

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