【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない

＊＊自分の母 ページ16

小春 「そして、強さも、けがの治りも異常なほど早い.....心臓を直に刺されない限り私は死なない.....」




小春さんは無惨によって鬼にされたわけではなく、生まれつき鬼だったんだ.....




小春 「まぁ....私の存在はかなりややこしい.....代々の鬼の生き残りは、もう私しかいないと思います.....。鬼殺隊に見つかったらいろいろ面倒ですしね....」




スミレ 「.....もう...何が何だかわからないです.....」





自分の身にいろいろなことが起りすぎて.....もういろいろ理解できない.....




小春 「まぁ....今は理解できなくても大丈夫ですよ.....それよりも」




小春さんは立ち上がって、私をみた





小春 「貴方は昨日.....涙の呼吸を使っていました....」




スミレ 「涙の....呼吸....」




小春 「涙の呼吸を使える者は.....今まで一人しかしませんでした....」




１人.....？それって.....





小春 「その人は......一之瀬サクラ....」




スミレ 「っ.....！？」




一之瀬サクラって......





スミレ 「私のっ.....お母さんっ.....」




つまりそれって....





スミレ 「私のお母さんはっ.....鬼殺隊だったってことですかっ！？」




小春 「その日輪刀の小太刀.....そして涙の呼吸手の娘であるあなたが涙の呼吸をつかえたこと.....そうなると間違いないですね.....」





お母さんがっ....鬼殺隊だったなんてっ.....




そんなのいちどもっ....！！





スミレ 「あっ.....」





おもえば.....私....お母さんの事.....全然知らない....




この小太刀を渡されたことっ.....そしてっ....





スミレ 「あれっ.....お母さんはっ.....どうして死んだんだっけっ.....」




思い出せないっ......




スミレ 「どうしてわからないのっ！！？」





私は怖くなって自分の頭を抱えた




お母さんの事なのにっ.....どうしてっ！？





小春 「落ち着いてくださいスミレさん！！血鬼術を掛けられて、記憶が混乱しているのかもしれません！」




しばらく小春さんは背中をさすってくれた




そうだ....きっとこの血鬼術を解けば思い出せるはず....きっと....そうだよね....？

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