【鬼滅の刃】鬼になんてなりたくない

＊＊母の願い ページ7

この子、まるで私の攻撃が通用しないっ.....





(バッ！！！





再び少年に小太刀を振り上げるが、いとも簡単に避けられる....そして、そのまま前のめりに倒れたとき....






？？ 「えいっ.....！！」





(ザシュッ！！！






スミレ 「いっ....！？」






背中に.....鋭い痛みが走った





その少年は右手で私の背中を思いっきり引っ掻いたのだ







スミレ 「あぁあああああああああああああっ！！！」






熱いッ......背中が熱いっ.....





焼けるような暑さが背中を襲う






？？ 「その呪いは僕が解くまで消えることはない....じゃあ3年後.....楽しみにしてるね？お姉さん♪(ぶちゅ♡)」






少年は、私の額にキスした後......消えて行った






スミレ 「熱いっ....熱いよっ.....！！！」






こんなに苦しいのは初めてっ.....






私っ.....ここで死ぬの.....？アキオを殺したあの男を野放しにして.....？







嫌だっ....死にたくないよっ.....





そう思っても.....私の瞼はだんだん重くなっていった







スミレ 「.........」






スミレが気を失って数時間後.....






？？ 「...........」





今度は、一人の女性がスミレの家の中に入ってきた






？？ 「あぁ.....こんな少女まで狙うなんてっ.....」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





？？ 『スミレっ....』





誰.....？でもこの声っ......聞いたことある.....





？？ 『あの人をっ.....救って.....』






あの人.....？





救う....？






私はどうすればいいの......お母さん.......







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




スミレ 「っ.....！！」






私は飛び起きた






夢に出てきた女性......あれは私のお母さん......






お母さんは.....誰かを救ってほしいって言っていた.....その人はいったい....





スミレ 「あれ.....私....生きてる....」





夢に集中してて忘れていた.....私っ......確か背中を.....






気が付いたらなぜか布団に寝ていた






スミレ 「どうして私っ......アキオっ！！？」






あたりを見回しても、アキオの姿はない






スミレ 「アキオっ！！どこに行ったのアキオっ！！！」






私は裸足のまま外に出た






スミレ 「っ......！！！」







家の庭に......見たことのない女性の背中が見えた

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