サイコパス２【DOG】

＊＊わからない ページ7

春 「聞けば聞くほどとんでもない話だね〜”ミズキ君”も含めて」





すべてを話した後、春先輩にそう言われた





普通そうだよね......






春 「ふつーなら信じられないとこだけど、俺も昨日の爆発見ちゃってるからね〜信じるよAちゃん！確かにうかつに首突っ込んだらヤバそうだね〜！！」





信じてくれたのは嬉しいけど.......





A 「私.....爆発で気絶しちゃって......目が覚めたら家に戻ってて.....朝のニュースでは現場にも誰もいなかったって.....」





ふつう考えてもおかしい......






A 「春先輩.....遠くから見ていたんですよね.....ミズキ君は.....あの後どうなったんですかっ.....！？」






春 「.........」






春先輩は少し黙った後







春 「ごめんねAちゃん......結論から言うとわかんないんだ」






A 「っ.....！？」






わからない......？






春先輩は分かりやすくノートに絵を描いて教えてくれた






春 「爆発の直前......Aちゃんはこっちに逃げたよね？そしたらその直後にいきなりあの６人の１人が現れて、もみ合っている２人の方へ突っ込んでいったんだよ、それで大爆発」





えっ......






春 「煙が晴れたら.....そこには誰もいなかった。ミズキもメイ君も６人の男も....Aちゃんも」





A 「そんなっ......」





結局ミズキ君がどうなったか......わからないのか......






春 「俺もわけわかんなかったよ.....広い校庭の真ん中で何人もの人間が消えちゃったんだもん！そのあとあらかじめ調べておいたAちゃん家に偵察に行ったら.....ピンピンしているメイ君が中から出て来るんだもん、マジシャンなのかな？」





本当にメイ君はいったい.....






(ピロリン！




その時、またラインが来た





今度こそ取ろうとしたら、また春先輩に取られた




春 「お！また来たねー！何々？」





春先輩はラインの内容を見た





メイなんで無視するの?今すぐ返信して





春 「わ〜！だいぶカリカリ来ちゃってるねメイ君！」







A 「かっ....返してください！！早く....返信しなきゃっ！！」






春 「大丈夫だって！既読をつかなきゃ寝てると思うし.....あ！そうだ！」





そう言うと春先輩は勝手に私のケータイをいじった

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