サイコパス２【DOG】

＊＊遊園地 ページ48

私たちは朝礼台の下をのぞいてみた






春 「パッとみ何にもなさそうだ感じだけど......ちょっと土とかのけてみよーよAちゃん！！」





A 「はっ....はい」





私たちはスコップを見つけて、朝礼台の下を掘ってみた






A 「こっ...これはっ....」






春 「まさか....隠し扉！？」





分厚い隠し扉が.....朝礼台の下にあった






緩菜 「向こうの隅にも.....似たような扉があった......俺が見つけただけで2か所....まだまだあるかもしれない」






春 「取っ手がないから手動じゃ開けられない......リモコンか何かで操作するのかな？」





学校にこんな扉があるなんて......





春 「何はともあれこれではっきりしたね......見通しのいい校庭でどっから男が出現したのか......そして多くの人間が一瞬でどこに消えてしまったのか.....」






A 「っ.......」






春 「この学校の校庭にはいくつかの隠し扉が存在している......あの日ここにいた人たちは....多分そっから地下へ引きづり込まれたんだ！！」






A 「なっ....何で....普通の学校にそんな仕掛けが......！？」





春先輩と緩菜さんは顔を見合わせた





春 「なーに言ってんのAちゃん.....メイメイが改造したからに決まってんじゃん......この中学校そのものをっ！！」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





〜戻ります〜




私とメイ君は遊園地に着いた




メイ 「ここがサイコーランド.......俺あんまり詳しくないんだけど......普通の遊園地と何が違うの？」





A 「うっ....うん......ここは遊園地と動物園が一つになっているんだ。たまたま親戚のおじさんがタダ券くれて....」





そっ....そんなことよりも





A 「とりあえずアニマルゾーンへ行ってみよ！私ライオンとか見てみたくて......」






メイ 「動物園には興味がないな....遊園地の方行こうよ！」





そう言ってメイ君は遊園地の方へ歩き出した





A 「.........」





いつもなら私も黙ってメイ君の後に付いていくけど.....






A 「めっ.....メイ君.....私....動物園結構楽しみにしてきたんだけど....」






メイ 「そんなんだ、でも俺動物とか全然見たくないんだ、ほら！行くよ」

この小説の続きへ→←＊＊デート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す