サイコパス２【DOG】

＊＊間一髪 ページ43

〜数年後〜




春は暇さえあれば緩ちゃんのことを考え続けた





春は緩ちゃんに３回も命を救われた.....






２回は本人に直接.....３回目はこのブレスの力で.....？






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〜駅のホーム〜





緩ちゃんは.....このブレスが春を必ず守ってくれるって言っていた






駅員 「間もなく３番線に電車が参ります〜黄色い線の内側に下がってお待ちください」






もしそれが本当なら.....






たとえば春が今ここで.....線路に飛び込んでも助かるってこと.....？





まさかそんな.....







(ドサッ.....！！！





春 「っ.....！？」






その時、目の前にいたおばあちゃんが、急に倒れて線路に落ちてしまった






人１ 「おっ....おいっ！！線路に人が落ちたぞ！！」





人２ 「誰か緊急ボタンを押せっ！！！」





人３ 「でももう電車がっ.....！！」






春 「っ.....！！！」






春は身を乗り出して線路に下りた






そして急いでおばあさんを抱きあげて、ホームの人に手伝ってもらいながらおばあさんを引き上げた






でも電車が迫ってきて......このままだと春はもう助からない






でも.....もし緩ちゃんのブレスが本物なら.....







春は....春はっ....！！！








.







.








.









.









.








.









.



(キキィィィィ！！！





春 「.......！！！」






電車は.....春の目の前でとまった.....





人１ 「あっ....ぶねぇ.....助かった！！！おい君！！大丈夫か！？」






春 「本物だ.....」







人１ 「え....？」






春 「本物だぁああああああああああああ！！！！！」






〜過去編終了〜





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春 「.....とまぁ、これが春の”死なない根拠”ってわけ！！そのあともいろいろあったよ！！」





そのあとも春先輩から間一髪で助かったことを教えてもらった






春 「ていうか！！びっくりしたよ緩ちゃん！！あっちこっち探しても全然見つからなかった緩ちゃんが、なんでミズキの家にいるわけ！？せつめーしろ！！」





緩菜 「........」






緩菜さんは少し黙った後






緩菜 「ミズキは.....俺がやっているバンドのメンバーなんだ」

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