サイコパス２【DOG】

＊＊裏で ページ35

あの後.....私とメイ君が別荘に戻ると.....






春 「くかーZZくかーZZ」






そこには気持ちよさそうに眠っている春先輩がいた






メイ 「すぐ傷薬とか持ってくるから.....待っててねA！」






A 「うっ....うん....」






春先輩っ......確かにメイ君に森林に投げ飛ばされたのにっ！？






春 「お帰りAちゃん.....お互い飛んでもない目にあったね！！」





メイ君が部屋からいなくなったあと、春先輩は目を開けた






A 「はっ...春先輩！！いったいあの後どうなって.....」






春 「はっはっは！！よくわかんないけどさ！まぜぁハクさんが助けてくれたんだよ！『面倒な事態は避けたい』とかつって！！」







ハクさんが....






春 「とにかく....春はずっとここで寝てたことにするから！何も見てないし聞いてない.....そっちの方が都合がいいでしょ、わかった？Aちゃん！」






A 「はっ....はい.....」





メイ君も怖いけど.....なんだか平然としている春先輩も怖い






それからは何事もなく数日が過ぎた...






あの夜の騒動には、不思議なほど誰も触れないまま.....





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




〜最終日〜





春 「あーっ！楽しかった！！いろいろありがとね！メイメイ！！」






私と春先輩は先に帰ることになった







メイ 「用事がなければ俺も一緒に帰りたかったんだけど.....ごめんね。二人とも気を付けて帰ってね！」





春 「気にしない気にしない！東京帰ったらまたあそぼーね！！！」





そう言って私たちは電車に乗って、東京へ帰っていたった






メイ 「.......」







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





〜電車の中〜





A 「ミズキ君が生きている......！？」






春 「うん、春はそう思うんだよね？何者かはまだわからないけど....どうもハクさんはメイメイの”暴走”を止めたがっているような気がするんだよね？○○中での一件もハクさんが裏で手をまわしてたんじゃないかな？メイメイだってああしてピンピンしてるわけだし」





まさか......






春 「ミズキ君が生きていたっておかしくないでしょ？」







A 「.........」







確かに春先輩が言うことも一理ある....






もしミズキ君が生きているならば.......

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