**愛のビンタ ページ32
ハク 『愛する者による頬への打擲......すなわちAちゃん、君のよる『愛のビンタ』だよ」
A 「.......は?」
私が.....今あの状態のメイ君にビンタっ!?
春 「愛のビンタって......それを信じろって言うの?」
ハク 『信じるか信じないかは君たちの自由だよ、好きにするといい.....』
そう言うと、もうハクさんの声は聞こえなくなった
A 「なっ.....何を言っているですかねハクさんっ......私なんてっ......全然力もないしっ.....そんなの今のメイ君に効くわけっ......」
春 「.....いや?ビンタってのは古来からフィジカルよりもメンタルにダメージを与えるもの......その考えに則れば覚醒を足すのにうってつけなのかもしれない、試してみる価値あるよAちゃん!」
そんなっ....
A 「はっ....春先輩っ.....」
私は震えながら春先輩を見た
A 「完全に面白がってるじゃないですかっ!!!」
春 「ん??ww」
春先輩のあの顔は絶対に面白がってる.....
春 「なーに言ってんのAちゃん!面白がってなんかないって!!それしか手がないからやるっきゃないっしょ!春も手伝うから!!」
手伝うって言われても......
春 「メイメイがここに来るまでまだ時間はあるから!それまでに覚悟決めちゃいなよ!!まぁいざとなればそっから崖下の穴に飛び込めば......」
そう言って崖の方を指差した瞬間.......
(ヒュッ!......ストン.....
メイ 「イタァ.....A....♥」
A 「あっ.......」
嘘っ.....何でこんな早くっ!?
まっ....まさかメイ君っ......崖を上ってっ!!?
(ガシッ!!
そう思っているうちに、春先輩がメイ君の背中を抱え込むように抑えた
春 「Aちゃん!!さぁっ!!『愛のビンタ』だよ!!」
A 「そっ....そんなこと言われてもっ.......」
春 「早くAちゃん!!!長くはもたな......(ガシッ」
春先輩が言い終わる前に......メイ君は春先輩の頭を片手でつかんで......自分から引き離した
春 「でっ....ですよね〜」
そしてそのまま森が広がるほうへ放り投げようとした
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匿名希望 - サエイズム (2019年2月26日 21時) (レス) id: fe862e7569 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 久しぶりのコメです。今後の展開、楽しみです。 (2018年12月13日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 久しぶりに更新です。仮病がバレた主人公。怒り爆発寸前なメイさん。どんな対応を春さんとるんだろう。 (2018年9月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 久しぶりのコメです。ミズキくんはどうなったんだろう’発に巻き込まれて。 (2018年9月1日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 「サイコパス」part2続編移行おめでとうございます。新たな救世主は春さん。主人公は少しでも心強く思えるようになればいいけど。 (2018年8月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2018年8月16日 19時