サイコパス２【DOG】

＊＊目を覚ます ページ29

メイ 「A.....♥....」





メイは虚ろな目でAがいる方を見たけど.....






既にそこにはAと春はいなかった






メイ 「ドコニイッタノ......A.....」






メイは裸足のまま、Aたちの後を追った






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Aside





私は春先輩に引っ張られて、森の方まで逃げてきた






春 「いや〜とんでもないね......○○中学校の時もやばいと思ったけど.....今のメイメイはヤバさ格別だね」





A 「はっ....春先輩っ.....私たちこれからどうすればっ....」






春 「っ....！！伏せてAちゃんっ！！！」





春先輩は私の肩を掴んで、その場に伏せた






メイ 「A......」






視線の先には......メイ君がいた







メイ 「ドコニイッタノ.....A......」





春 「こんだけ周りに森が広がってんのに、春たちの方へ向かってきてる.......これも”メイサー”のなせる業ってことか」






メイ君は確実に私たちに近づいてきてる.....





眠っているのに.....






春 「でも動きはとろいね......走って逃げれば追いつかれることはないかな？」





A 「にっ...逃げましょう春先輩っ.....見つかったら私たちも準々さんみたいにっ....」






春 「........」






そう言ったけど、春先輩はメイ君をじっと見て







春 「いや.....逃げるったって、歩いて東京に帰るわけにはいかないでしょ」






確かにっ......今は深夜でバスも電車も動いてない






タクシーはあるかもしれないけど......山奥だし.....ここから東京だとタクシー代がヤバいことになる






春 「準ちゃんも言っていたけど、今のメイメイは”半覚醒”つまりは”ネボスケモード”なわけじゃん？Aちゃんだけならともかく、春の前でまであんな大暴れするなんておかしいよね？だったら.....」






春先輩は怪しい笑みをして






春 「目を覚ましてあげればいいんだよ！耳貸してAちゃん！！」






嫌な予感がする.....






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メイ 「ドコニイッタノ.....アイタイヨ.....」






相変わらずメイ君は私を探している





(ガサッ.....





メイ 「.......！！」






メイ君が音をする方を見てみると.......





A 「っ......」






そこにはAがたっていた

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