**肖像画 ページ24
春 「ウソでしょ.....なにこれっ......」
ドアの先には.......まるで別空間のようなきれいな広間があった
広間にはたくさんのドアがあった
春 「あの別荘の地下に....こんな広いスペースが!?」
さすがの春先輩も、これには驚きを隠せないでいた
春 「しかも見てよこの壁とか.......結構な年代物だよ....」
何でだろう......今は真夏なのに......ここにきた途端震えが止まらないっ.......
A 「はっ...春先輩っ.....もう戻りませんかっ......なんか私すごく嫌な予感がっ.....」
私は我慢ならずに、春先輩に言った
春 「なーに言ってんのAちゃん!!せっかくメイメイの秘密に一歩近づいたんじゃん!!!地下の大ホールなんてふつーじゃないよ!!このまま見過ごす手はないでしょ!」
私とは裏腹に、春先輩は楽しそうだ
春 「ズラッと扉が並んでるんだから調べてみよ!!Aちゃんはあっちの扉ね!!ほらっ懐中電灯!!」
私は春先輩に懐中電灯を渡されて、結局調べる羽目になった
(ガチャガチャッ
けど、扉はほとんど鍵がかかっていて、開かなかった
春 「ダメだ〜!向こうは全部鍵かかってるわ!そっちはどう?Aちゃん!」
A 「こっちも全部だめです......ここまで全然開かな....(ガチャっ」
すると、最後の一枚の扉だけが開いた.....
私と春先輩は、恐る恐る中を見てみた.....
春 「なっ...何この部屋.....ここだけ明かりがついてるっ!?」
その部屋には、大きな机といすが何個もあって、まるで何か話し合いをするかのような部屋だった
中央にピアノもおいてあって、その場に似つかわしくない棺桶や肖像画が何個もあった
春 「肖像画.....?額縁からして相当古いねこれ.....」
春せんぱいは肖像画をじっと見た
春 「てゆーかこの絵.....」
私はその絵たちを見て.....震えが止まらなかった.....
A 「全部っ.....メイ君そっくりですっ....」
絵の人物たちはすべてメイ君と同じ顔をしていた
けど、着ている服や品質で......時代は少しずつほかの絵とは違う
春 「う〜〜〜ん......何かメイメイの秘密を探るつもりが、よくわからない方向へ進んじゃってる気がしてきたよ」
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匿名希望 - サエイズム (2019年2月26日 21時) (レス) id: fe862e7569 (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 久しぶりのコメです。今後の展開、楽しみです。 (2018年12月13日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 久しぶりに更新です。仮病がバレた主人公。怒り爆発寸前なメイさん。どんな対応を春さんとるんだろう。 (2018年9月26日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 久しぶりのコメです。ミズキくんはどうなったんだろう’発に巻き込まれて。 (2018年9月1日 22時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
匿名希望 - 「サイコパス」part2続編移行おめでとうございます。新たな救世主は春さん。主人公は少しでも心強く思えるようになればいいけど。 (2018年8月19日 23時) (携帯から) (レス) id: 30f53721df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RIDERU | 作成日時:2018年8月16日 19時