サイコパス２【DOG】

＊＊探検へ ページ20

春 「まーそんな話はさておき、これからの作戦を立てるよAちゃん！」





A 「さっ...作戦って.....」





ミズキ君の脱・メイ大作戦を思い出す






春 「大丈夫だよ、女の子にあんなことさせないからさ」






よっ...よかった....






春 「春はね〜この別荘を探検してみよーと思ってんだ！」







A 「探検っ！？なんでそんなことを......」







春 「メイメイの周りでは.....数年前から複数の人が姿を消してるわけでしょ？こんな人里離れた場所に別荘を持っていたら、いろんな処理をするのに便利だと思わない？」






A 「.........！！」






春 「それともう一つ......メイメイはAちゃんの転入直前から一か月くらい学校を休んでいる、ひょっとしたらその間にここにきて何かの作業をしていたのかもしれない」






まっ....まさか......




春 「春はこの別荘にメイメイの秘密が隠されているって睨んでるんだ！！一緒に探そうよAちゃん！」






A 「でっ...でも.....」






さすがに人の別荘を勝手に歩き回るのは......






春 「デモもストもないよAちゃん！！メイメイが寝ている間しかチャンスないんだから！！」






春先輩は私の肩を掴んだ






春 「それに......ミズキの手がかりがあるかもしれないよ.....？」






A 「っ......！！」






ミズキ君の.....手がかりがっ......






ミズキ君は生きているか死んでいるかわからないっ....





でもっ......






A 「わっ....わかりましたっ.....」






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ミズキside





昼夜の区別もつかない......




仄暗き岩室.....





日に二度の食事を与えられ、俺は生き永られている....






いったいここがどこなのか......あれから幾日がたったのか......俺にはわからない.....






(ぎぃ.....






すると、目の前の扉が開いた






？？ 「君が例の少年だね......」






ミズキ 「いつもの......ブルビリのやつらじゃないな......何者だ？」






俺はそいつを睨んだ





ミズキ 「俺をこれからどうするつもりだ......」






？？ 「俺はただあんたの顔を見に来ただけ......答えるギリはない」







ミズキ 「蓮華坂Aはどうしているっ....！！」

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