サイコパス２【DOG】

＊＊豹変 ページ11

メイ 「........」





春 「やっぱりー！！確かにAちゃんはすごく可愛いけどさ！それについてももんだいなーし！！」





そう言って春先輩は私たちにケータイの写真を見せた






春 「春にはカワイイ彼女がいるんでーーす！！」





メイ 「........」






ケータイの中には春先輩とかわいらしい女の子が仲よさそうに映っていた






春 「今は親の事情で少し遠いところにいるけど、月に何回かはこっちに戻ってきてデートとかしてるから大丈夫！こう見えても一途なんだから！！」





春先輩に彼女さんなんていたんだ？






春 「さー！これで仲良しグループの誕生だね！！ここのカラオケは春がおごっちゃうよ！だからバンバン歌ってねー！！」






メイ 「春さん....俺はまだ....」





春 「あ！そうそう！2人は毎朝駅から一緒に学校に行ってるんだよね？春も明日から一緒に行こっと！！」






(ガンッ！！





するとメイ君は突然立ち上がった






メイ 「お断りします春さん、俺はAと2人で歩きたいので....」





春 「いーーーや！俺も一緒に行く！早く仲良くなりたいからね？それと.....春のことは”春先輩”って呼んでね？メイメイ♥」





メイ 「(ごぉぉぉぉぉぉぉ......」





A 「(ひぃぃぃぃぃぃ....！！！」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





メイ君は気分を変えるためか、トイレに行くと言って部屋を出てしまった






A 「はっ...春先輩、メイ君かなり怒っているように見えたんですけど.....」






春 「そーかな？春としては結構控えめなアプローチだったんだけど？」





あれが控えめっ！？






A 「全然控えめなんかじゃっ.....！！」






(ガチャっ.....





メイ君が戻ってきた......また修羅場がっ.....






メイ 「わかりましたよ”春先輩”、これからよろしくおねがいします！」






A 「えっ！？」





何でメイ君？さっきまであんなに怒っていたのにっ！？






春 「本当！？うれしいっ！！これからよろしくねメイメイ！！」






春先輩は嬉しそうにメイ君の手を取った






春 「なんだったら”春君”でいいよ！ため口でもいいし！Aちゃんもね！！」





メイ 「うん、わかったよ！よろしくね！春君！」






A 「わっ...私は春先輩でっ....」

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