鬼〜３〜【レジレコ】

＊＊何もしないよ ページ5

メイは迷いなく答えた





一聖 「テメェだったのかっ.....輩も....春も....ほかのやつらを殺したのはっ！！」





(バッ！！





そう言って一聖はメイの胸ぐらをつかんだ






メイ 「うるさいな.....そんな大きな声出さないでよ.....みんな起きちゃうでしょ？あ、みんなクロロホルムで寝てるから大丈夫か」






一聖 「っ......！！」






こいつっ.....！！






そうかっ.....今ほかのやつらはクロロホルムで眠ってるからどんなに起こそうとしても起きないのかっ.....






一聖 「っ.....人狼はお前なんだろっ......？だったら明日お前を追放の時間に追放すればお前は終わりだなっ！！」





メイ 「..........」





そう言うとメイは黙った






メイ 「一聖君.....ちょっと来てよ」





一聖 「あ......？」






メイ 「大丈夫.....何もしないから.....」






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




〜メイの部屋〜






一聖 「...........」






メイ 「そんなに警戒しないでよ...ｗｗｗ本当に何もしないからさ.....」





そんなこと信用ならねぇ.....





もしこいつが襲い掛かってきたら反撃できるはず......





メイ 「一聖君には特別に教えてあげるよ.......俺がどうしてこのゲームを始めたか.....」





一聖 「っ.....！！」






メイ 「それはね......Aだよ.....」






A......？





一聖 「まさかっ......お前Aが好きだから......自分のものにならないからこんなことをっ.....！！」






メイ 「半分正解で半分違う.....」






一聖 「どうゆうことだよっ.......」






メイ 「兄妹なんだ......僕とAは......」






一聖 「っ......！？」






兄妹っ.....だとっ.....！？






メイ 「まぁAは......僕の事なんて1ミリも覚えてないけど.....」






一聖 「だったら.....何でなおさらこんなことっ.....」






メイ 「...........」






俺はその後.....メイの過去を聞かされた......






貧乏だったとき.....施設にあずかられたこと.....そしてAと生き別れたこと.....





メイ 「.........これがすべてだよっ」





一聖 「っ.......」





確かに.....メイは苦しんでいた......Aに忘れられて......悲しいと思う

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