サイコパス【DOG】

＊＊爆弾 ページ49

それでもメイ君はこちらに向かって歩いてくる






A 「ウソなんかじゃないわっ....！！本当に私っ.....！！」





(ザッ.....





そして銃口の目の前で.....メイ君は止まった






メイ 「自分で分かるでしょ？Aに僕は撃てないよ.....」





そう言って銃に触れて.......下に下した.....





A 「っ.......」





私もそのまま.....銃を下に下すしかなかった.......






あぁ.....私やっぱり何もできないっ......弱虫だっ.....







メイ 「異論は却下するよ.....おとなしくしててよ......」






A 「っ........」





メイ 「Aは最後まで見届けなきゃダメなの.....『裁判』を.....！！」






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(ガシッ！！！




ミズキ君が......背後からメイ君の首を腕でとらえた





ミズキ 「時間稼ぎ感謝する.....Aっ！！」






A 「みっ...ミズキくんっ......」






メイ 「君.....その体でこれ以上何ができるの？」





ミズキ君の体はもう既にボロボロだ






ミズキ 「あぁ.....できるともっ.......最後の切り札......




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『爆メイ大作戦』.....！！！」





メイ 「バク..........っ！？」





ミズキ君の手には.......ダイナマイトが握られていたっ......






ミズキ 「改造銃が作れたんだっ.....自分の爆弾くらい朝めし前だとは思わないかっ....！？」






メイ 「っ....！！」





(ガンッ！！





メイ君は空いてる手でミズキ君のみぞおちにパンチを入れたが......ミズキ君はそれでも離そうとしない






ミズキ 「往生際が悪いぞっ.....メイっ.....観念するがいいっ.....」




(ガンッ！！






ミズキ君はダイナマイトをメイ君の頭に当てた






あれが爆発したら......ミズキ君もメイ君もっ.....！！







ミズキ 「走れ！！A.....」






A 「えっ....でっ...でもっ.....」





ミズキ 「走るんだっ！！お前まで巻き込まれるぞっ！！！」





爆弾の火は......もう少しで爆発しそうだ






ミズキ君......メイ君......ごめんなさいっ！！！





(ダッ！！






私はその場から走り出した

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