サイコパス【DOG】

＊＊黒幕 ページ32

メイ 「もっと言うなら.....ナンパ男を気絶させたことなんて......知ってるのもAだけだもん.....」






A 「っ......！！！」





(ドクンッ.....どくんっ......






ヤバイっ......メイ君に全部ばれてるっ.....






このままじゃ私もっ.....あの2人みたいにっ......！！！






メイ 「いいんだよA......わかってるから.....」





え......






メイ 「.....






.







.







.







.







.







.




黒幕がいるんでしょ......？」






A 「えっ.....！？」





メイ 「今思えば.....こないだのスタンガンの時から変だったもんね.....けど.....俺にはもうわかってる.....Aは自分からそんなこと考え付く子じゃないって.....」





A 「っ......」






メイ君は慣れた手つきで私の頭を撫でてくる






メイ 「誰かがAを操ろうとしている......そして...




.






.






.








.







.






.





Aの前から俺を消し去ろうとしている.....」





どうしようっ.....メイ君にミズキ君のことがばれたらっ......






ミズキ君は消されるっ......






メイ 「安心してA......俺絶対に負けないから.....」





A 「やっ......！！」





メイ君が......背中から私の服の中に手を入れてきた






もうっ......ダメだっ.....





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




ミズキside





ミズキは1人、公園のベンチに座っていた





ミズキ 「メイ.....なんてヤツだ......まさかあんな仲間がいるとは.....」






けど.....だんだんと材料はそろってきたぞ






ミズキはケータイに先ほどのメイが一聖の顔面に石を投げつけている写真を撮っていた





ミズキ 「待っていろメイ......次こそお前を潰してやるっ.....！」




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





Aside




母 「しっかしホントきれいな顔してるわねー！メイ君って！」





メイ 「そうですか？」





母 「今の子はホントシュッとしてるわー私らのころと全然違うわよ！！つっても20年くらい前の話なんだけどねー！！」





メイ 「とんでもないです.....俺はAの方がずっと可愛いって思ってますから！！」





A 「.........」




よかった.....タイミングよくママが布団持ってきてくれて......

＊＊ケータイ写真→←＊＊写真

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す