サイコパス【DOG】

＊＊欠片 ページ9

〜ファーストフード店〜




結局私はメイ君に言われた服を買うことになった





メイ 「ごめんねA......なんかカッとなっちゃって」





メイ君も少し反省しているみたいだ





A 「うっ...ううん、いいの....私いつも自分で決められないし.....」






メイ 「けど.....これだけは言わせて」







メイ君は私をじっと見て.....






メイ 「俺がAの事1番考えてる.......Aの事大好きだから.....」







A 「っ......」







大好き.....






好きな人に言われてうれしいはずなのに.....なんだろうこの気持ち......






この後、私とメイ君は何事もなかったかのように帰った






(カサッ






そしてポケットからあの紙切れを出した






ーーーーーーーーーーーーーーーーー

早くメイから離れろ
取り返しのつかないことになる

ーーーーーーーーーーーーーーーーー




今日見つけた2週間ぶりの手紙....






前の時は嫉妬かなって思ってたけど.....





これってまさか.....メイ君の束縛グセのこと言ってるのかな？






(グシャッ






私は手紙を丸めて捨てた







ううん......そんなこと考えちゃだめだ







A 「メイ君は私の事あそこまで大切に想ってくれてるんだもん、こんなの無視しなきゃっ！！」






メイ君は少し嫉妬するだけで.....






本当は優しい人なんだよね......







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





(ガタンガタンッ.....







メイ 「.........」







メイはAと別れた後電車に乗り、ケータイ画面をじっと見ていた







ケータイの画面には......Aが写っていた







メイ 「フフフッ....///」







メイはそのままケータイ画面を舐めた.....







その姿はもう.......王子の欠片もなかった......






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




Aside






〜数日後〜





あれから数日がたった





メイ君と私はと言うと....






メイ 「A、学校の中では必ず俺に付いてきてね？どこへ行くにもずっと一緒！いいでしょ？」






A 「うっ...うん...」






そう言われて私とメイ君は学校の中にいるときはいつも一緒






メイ 「A...昨日の返信遅かったよね？ほら...3分もかかってる。既読マークがついてから必ず1分以内に返してよね」






A 「ごめん.....」

＊＊命令→←＊＊買い物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す