サイコパス【DOG】

＊＊強い ページ5

女１ 「ちっ...違うの！！これはそーゆうのじゃなくって......遊びって言うかっ...ハハハッ....」






メイ 「........」





メイ君は彼女をじっと見て.....






メイ 「今日一日見てて.....思ったんだけど......君にとっては遊びでも.....人によっては嫌なことってあるんじゃないかな？」






女１ 「っ......」





メイ 「たぶんAちゃんは今そう思ってるよ」






A 「......！！」






メイ 「Aちゃん.....」






A 「はっ....はい！」






メイ 「今までいろいろあったかもしれないけど......ごめんね。彼女は悪い人じゃないんだ、ただ......たまに悪ノリしちゃうときがあって.....ムシのいいお願いかもしれないけど....ここで仲直りしてもらえないかな？」






A 「うっ....うん.....」







メイ君は彼女に近づいて.....







メイ 「悪気はなかったかもしれないけど......やっぱり謝ろう？これから仲良くなるために....ね？」





女１ 「っ......ごめんなさいっ.....」






そう言って......彼女は私に謝ってくれた






＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿





〜帰り道〜






A 「あっ...あの...メイ君、今日はありがとう......助けてくれた上に一緒にお昼まで食べてくれて.....」






あの後、メイ君は女の子たちの誘いをすべて断り、私とお昼を一緒に食べてくれた






メイ 「いいのいいの、安心して！もうくだらない事させないようにするからね！」






A 「わっ....私っ.....」






どうしようっ.....今になって涙が出てきた......






A 「うまく自分の事言えないからっ......前の学校でもいじめられててっ......そのこと誰にも言えなくって.....」







お父さんにも.....お母さんにも.......






A 「あんな風に助けてもらったのっ.....初めてだったから......私っ.....うれしくてっ.....」






(ポンッ.....






メイ君は、私の頭を軽くなでた







メイ 「それでも学校来るなんて偉いよ！強くて偉い子だね！！」






メイ君.....






メイ 「今度から困ったことがあったら俺に言って？Aって呼んでもいい？俺のことはメイでいいから」






A 「うんっ......ありがとうメイ君っ....！！」





これで......地獄から抜け出せたと思っていた.....






ミズキ 「..........」

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