【文スト】家族になりました パート３【男主】

愛が一つ ページ3

｢…あれ？新人君ですか…？｣


…固まってるけど、これは…大丈夫なのか…？


｢…おーい…大丈夫かー？…｣


｢…国木田さん、この子大丈夫ですか？｣


国｢…お前のせいだ｣


｢え"｣


…俺何もしてないよ…。


？｢……ﾊｯ!?｣


｢!…大丈夫かい？｣


？｢え!?あ、はい！大丈夫です!!｣


｢…そうか｣


うん、元気ならいいや。


｢初めまして、俺の名前はA。よろしくね｣


俺は新人君に笑いながら手を出す。


？｢！僕は中島敦です！邪魔にならないように頑張ります！｣


敦はそう言って俺の手を握った。


｢…そんなに緊張しなくても大丈夫だよ？｣


敦｢は、はい！｣


｢…｣


俺は国木田さんと谷崎を見る。


谷｢…敦君は疲れたAさんを見て怯えてるんですよ｣


｢｣ｸﾞｻｯ


お、怯え…。


敦｢い、いや！ちがいますよ！怯えてなんか！｣


国｢何を言っている。怯えていただろ｣


｢｣ｸﾞｻｯ


敦｢国木田さん！｣


｢…ごめんよ…疲れたらあぁなるんだ…だから怯えないでくれ…｣


俺は敦の頭を撫でる。


敦｢！｣


｢っ！こ、これはっ！…｣


国｢！どうしたのだ…！｣


す、すごい！


｢もふもふですよ！凄い！気持ちいい!｣


めっちゃ気持ちいい！病みつきになるわ！


｢〜♪｣


敦｢…♪｣


｢っ！｣


あ、敦は癒し系だったのか…！


俺が頭を撫でると敦が嬉しそうに笑った。


…ほぉ…探偵社に癒しが来ました…。


｢敦は可愛いなぁ…｣ﾜｼｬﾜｼｬ


敦｢えっ、初めて言われました…｣


｢お？じゃあ、俺が第一号だな｣ﾆｺｯ


敦｢っ！…そうですね｣ﾆｺｯ


｢ｶﾞﾊｯ｣


敦｢!?だ、大丈夫ですか！｣


国｢…敦、こいつはよく吐血するから、慣れろ｣


敦｢何ですかそれ!?｣


｢うっ…すまないね…良くなるんだ…｣ﾆｺｯ


敦｢…そ、そうですか…気を付けてくださいね…？｣


｢…いい子だな…敦…｣ｷﾗｷﾗ


敦｢え、そうですか…？｣


｢うん、いい子だよ敦は…｣

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