【文スト】家族になりました パート３【男主】

愛が一つ　お気に入り数記念 ページ20

｢…まぁ、いいじゃないですか、こんなに可愛いんですから｣ｷﾞｭｳ


福｢…ふふっ｣ｷﾞｭｳ


俺が抱き締めれば、福沢さんも抱き着く。


乱｢…Aって、社長に対して甘くない？｣


｢え｣


乱｢…社長が何しても怒らないじゃん。変態でもいつも通りだし…｣


｢…ふふっ、俺は福沢さんの全てが好きですからね。変態でも好きです｣


福｢…変態…｣


｢あっ、いや、あの、福沢さんが変態って事じゃなくてっ、…ふふっ｣


福｢…思っているではないか｣


｢…ふふっ、すいません｣


福｢…まぁ、いい｣


｢変態でも好きなのは変わりませんから｣ｷﾞｭｳ


福｢そうだな｣ｷﾞｭｳ


｢…俺が子供になったら多分同じ事しますよ｣


福｢…ふふっ、その時は沢山愛でてやろう｣


｢今からでもなりたいです｣


福｢今も愛でているだろう｣


｢…福沢さんは愛でられてるんですよ？｣


福｢…確かにそうだな｣


｢…ふふっ、貴重な経験です。福沢さんを愛でるなんて｣ﾆｺｯ


福｢…ふふっ、光栄に思え｣ﾆｺｯ


｢はい｣ﾆｺｯ


俺は福沢さんを抱き締め、頭を撫でる。


…ふわふわな髪の毛。


…子供体温、可愛いよね。


…声も何時もの男らしくカッコイイ、色気のある艶っぽい声じゃない、子供特有の高い声。


体も柔らかいし。


｢…俺に子供が出来たら、こんな感じなのかな…｣


全｢!?｣


ボンッ


全｢!?｣


福｢ならぬ!!お前に子供など!!｣


｢ぬぉっ!?｣


福｢！｣


ガシャンッ


｢い"っ!?｣


ふ、福沢さんが大きくなった!!


てか、痛い…。


背中強打した…。


ぬおおぉ…痛い…背中…。


｢…福沢さん、大丈夫ですか…｣


福｢あ、あぁ…すまん…｣


福沢さんは俺の上から退き、俺を立たせた。


｢ありがとうございます｣


俺は椅子を直した。


国｢…お前、本当にカッコイイな…｣


｢…いきなりなんですか…｣


太｢今も咄嗟に社長の頭を守ってたし…凄いね…｣


｢…ま、まぁ、当然の事ですよ、ははっ｣


そんな事してたのか…!!


…無意識だな、俺かっこよ。

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